昨日中予大会が終わりました。
松山東高校演劇部『最後のナナコ』は見事優秀賞を受賞、
11月の県大会に出場できる運びとなりました。
観に来てくださった方々はじめ応援してくださった方々、
誠にありがとうございました。
午前中の上演だし夏季補習中だしで観客数も見込めないかなと思っていましたが、
蓋を開ければ(なぜか)引退した3年生もたくさん観に来てくれていて(補習はどうした?)、
客席は閑散としているわけでもないいい感じの状態となり、
終演後、
狭い楽屋は24人の現役部員と来てくれた頼もしい先輩たちと彼らからのたくさんの差し入れとであふれ返りました。
本当にありがとう!
(越智くんは例によってタバ〇吸いに行ってて写真にも収まらなかったんですよ。)
最後の講評で古田事務局長がいみじくも言った通り、
「高校演劇の目的は演劇を通してみなさんが成長すること」なんですが、
上演後の反省会ではまさに部員たちの成長を目の当たりにすることができました。
春フェスで刺激を受けたんだと思うけど、
ここ1、2年、
越智くんは生徒自身のスタッフワークにも力を入れさせていて、
上演を終え、
重責を見事果たした彼らの顔は内側から光り輝いて、
まるでドラマのワンシーンのような上気したいい顔が並んでいました。
スタッフワークの感想で個人的にウケたのは、
小道具の二人が新聞紙で偽札束を大量に作ったのだが、
芝居中に主役がそれをばらまいたとき、
泣くシーンじゃないのに「ああ!キレイに舞っている!舞っている!」と思って泣いてしまった、
というエピソードだ。
(いい話だよね。)
あとキャストのエピソードとしては、
副主人公の「マコト」が主人公の「ナナコ」を引っ張っていくとき、
上手に連れていくはずが、
なぜか本番、
下手に連れ去って行ってしまった。
客席で観ていた私たちも驚いたが、
一番驚いたのは連れて行かれる「ナナコ」とそれを追う友人たちである。
「待ってよマコト!」
「どこ行くのよ!」
というセリフが今までで一番真に迫っていた、
前日までうまくできなかったのに、
と言い合ってみんなで泣くほど笑った。
しかしつまり前日そこは何度も繰り返して練習したシーンなのだ。
なのになぜ「マコト」は下手に向かって駆け出したのか、
そこを聞くと、
「走りながら『あれ、上(カミ)だったかな下(シモ)だったかな、ええい、下(シモ)行けー!』ってなって。」
いや上だ上!なぜ下に行く!とまた爆笑になったのでありました。
上演がうまくいくとなんでも笑えちゃうよね。
(タイトルは『最後のナナコと、その最期』改め『最後のナナコ』となりました。)