曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

2022-01-01から1年間の記事一覧

出ようなあ~。(コロナ禍の演劇部。)

開会式の後、 高松工芸高校さん棄権の一報を聞いて震え上がった。 まったく他人事ではなかったからだ。 本校でもすでに前日リハーサルの後1名が体調不良、帰宅することが決まっていた。 メインで照明オペレーションを担当する生徒である。 そもそもわれわれ…

四国大会ホワイエ。

光をまとう者たちのことを書いたけど、 今回の四国大会で最優秀の城東高校(徳島)さんのキャストたち、 ホワイエでものすごい存在感でした。 背の高い男子たちが二ケタ人数集まっているのだからそれだけで迫力はあると言えばそれまでですが、 ああいう集団…

二度と怒らないよ。

先日とある人物からあまりに陰湿な攻撃を受けていたことがわかったため(演劇部のことで)、 「ちょっとけんかしてきます。」 と隣席のA子先生に言い置いて目的地まですたすた歩いて行きかけたのだが、 息が苦しいような気がして引き返した。 そして「気がし…

前世。

モンステラが伸びすぎたので、 けっこう完膚なきまでに切り戻したところ、 あとから伸びて来た葉がみんな、 まるでモンステラであった前世を忘れている。 モンステラの葉はご存じのとおり普通は特徴的に(モンスターのように)けばけばと裂けていて、 それは…

かかってきやがれ。

最近学校で腹の立つことが多い。 日本一になったら不満も減るかと思っておったのだが増える一方じゃ。 で気がついたのだが、 現在私の機嫌を損ねる言動をしてくる人たちは断然近年ここに来た人たちなのである。 今年から私は非常勤講師なのだが、 それでぞん…

「才能」。

先日教え子のイッシキ(様)が、 全国優勝のお祝いにと豪華ランチをおごってくれました~!(ありがとう~!) 迎えに来てくれた車を降りて歩いている途中で、 「実は今筋トレにハマってまして。」 「ほう、越智くんもハマったそうだけどなんとイッシキまで…

「きょうは塾に行くふりをして」の台本について。

「きょうは塾に行くふりをして」の台本は、 ここにも書いてきたようにほぼ越智の作品です。 「オレが作曲、先生が編曲したみたいな感じですかね。」 「オレがギャグ担当、先生がシリアス担当。」(←ギャグはすべて越智、の意です。) 「オレが始めなければ始…

走っている途中。

まだ走っている途中の芝居のことを久しぶりに書いてしまった。 ここを読んでいろいろ言う人もいるというのに。 そんなこんながいやで芝居のこと書くのずっと控えていたんだったのに。 『きょう塾』で浮かれてしまって忘れていたっちゃ忘れていたよ。

ホント台本に恵まれる私。

主役の二人はどちらも『きょうは塾に行くふりをして』にキャストとして出演していた2年生、 副部長のT月(『きょう塾』のヒトミ)と発声隊長R子(『同』ルイ)である。 本番の前日だったか、 なんとか芝居の形が見えて来たころ、 ラスト近くみんなが舞台中…

細い細い綱渡りで県大会優秀第一位!

「この日の朝に何らかの原稿がないなら過去作を改変して出場するしかない!」と落としどころを決めていたその、 「今週末土日が県大会!」という火曜日(!)の朝、 越智から、 「書けません。でも過去作なんてやりたくもないんです。もう1日だけ書かせてく…

よいメイキング?

「愛と宿命の泉」のメイキングはほぼすべてイヴ・モンタンへのインタビューで構成されていて、 話が深まるたびにそれは彼の演技論になっていきそれが1時間ほど続くのだが、 ふと気がつくとこれはものすごく面白いけどみんなはこれをものすごく面白いと思う…

よいメイキングわるいメイキング。

フランス映画「愛と宿命の泉」(BR)を観終わって感無量。 感動が喉元まで上がってきて泣き声にもならない。 「おまけ」にメイキングもついていて、 これはもちろん「よいメイキング」でした。 てかつまり、 「名作のメイキングは『よいメイキング』」って…

「きょう塾」イラスト by 剣道部長。

いいから早くたたきなよ。 あの、大きな栗の木の下で! 最初と最後のミナトくん。 20年前の「七人の部長」の剣道部長が全国を観に来ていて、 その日のうちにさらさら上記の絵を描いてスマホに送ってくれました。 歌もうまくてクラブで歌ってたこともあるとか…

言われたとおりにやらない。

圧倒的に経験値が違うので、 普段は若い芽を大事にするよりこちらの意見を通した方が9割方うまくいきます。 あ、練習のことです。演出のことです。 私は気が弱いので引いてしまいそうになることもあるけれど、 そこを敢えて押し通した方がいいと自分に言い…

メイキングってメイキングって。

毎晩映画のDVDを観ているが、 運がよけりゃ映画のおまけに「メイキング」がついている。 名作映画のメイキングもあれば駄作映画のメイキングもある。 駄作のメイキングであっても出演者は「こんなふうにしたから成功したんだ」「あのシーンは奇跡だね」「…

メイキングオブ「きょうは塾に行くふりをして」ショートストーリーその2。

県大会は適当にホワイトボックスを積み上げて上演したが、 終わったところで越智が「色が寂しいので『赤い鳥居』を使いたい」と言う。 何度も書いた通り鳥居はすでに「俺たちの甲子園」を上演した際作製していた(加藤さんが)から使うことに問題はない。 問…

国立劇場映像と全国大会映像。

優秀校公演をYouTubeネット配信で観た。 国立劇場での上演は最高の出来だったのでそれが残るのは大変うれしいのだが、 寄せたカメラ映像が多くて全体のミザンセーヌがわかりにくかった。 またセリフ(音響生徒のものも含めて)やBGMの音量が思っていたものと…

「きょうは塾に行くふりをして」音響あれこれ。

「きょうは塾に行くふりをして」の中の曲は4種類、 越智は台本の時点で以下のように指定していた。 「楽しげな音楽」・・・① 「哀しげな音楽」・・・② 「戦いの音楽」・・・③ 「感動的な音楽」・・・④ (便宜上①~④まで番号を振ってみた。) ほぼ劇中劇で使用するのでふ…

メイキングオブ「きょうは塾に行くふりをして」ショートストーリー。

「もうオレはマスクをつけた芝居なんて観たくないんですよ。」と1年前越智が言った。 地区大会が中止になって県大会が迫っていてまだ台本の「だ」の字もない、 それでも越智がこの世相の中で「明るい芝居」を書きたいと思っていることが痛いほど伝わってき…

お誕生日ありがとう!

くだんの金メダル(音が出るよ!) いやー、いい誕生日です。 きいのりからは金メダルが送られてきて(直径10センチ)、 ボタン押したら「ジャンジャジャーン!」からの「勝利の歌(ヘンデル)」からの「拍手」と「歓声」と「指笛」で誕生日と最優秀を豪華に…

浅からぬ因縁その2。

全国大会ではあらかじめ各校に108の座席が割り振られていて、 関係観劇希望者はそこに座ることになっていたのだが、 26年間も(だったかな?)演劇部顧問をやっていたせいで、西条、川之江、松山東の演劇部OGOBたちが次々と名乗りを挙げてくれ、 総勢88名が…

今日はたくさんの人に声をかけられました。

連休明けて職員室に座っていると、 「きのうNHK観ました。」とたくさんの(7、8人の)先生方に声をかけていただきました。 特徴的だったのが「自分で観て面白かったので家族と一緒にもう一度観た」という先生が多かったことです。 「3回観てしまいました…

浅からぬ因縁その1。

私にとっての最初の四国大会の審査員長は「安田雅弘」氏だった。 最初の大会出場作品が「それぞれに如月」だったとは先日書いたが、 (そしてそれが「きょうは塾に行くふりをして」の劇中劇の原型とも書いたが、) 地区大会、県大会をあれよあれよと抜けたの…

「きょうは塾に行くふりをして」青春舞台バージョン観ました!

ウチの神顧問が朝LINEくれて、 「今家にいらっしゃいますか?」 「いますよー。」 「実は隣の駐車場にいるんです。」 「えええーーーーっ!!」 てなわけで青春舞台2022のディスクをですね、 持って来てくれたんですよ! しかも県大会、四国大会、定期公演、…

もう時効だから書いていいと思って書きますが。

自分が演劇に出会ったのは平成6年、34歳頃。 遅い出会いだったと思う。 だから、 誰かに教えてほしかった。 みんな演劇について私よりずっと詳しいはずだった。 なのになんで肝心なことは何一つ教えてくれないのかわからなかった。 どこかに簡単な正解があ…

青春舞台は国立劇場版じゃなかったんですね・・・。

前回青春舞台に出たのは2010年の「さよなら小宮くん」、 「ホット・チョコレート」も「七人の部長」もずっと国立劇場版がオンエアされたので今回もてっきりそうだと思っていました。 考えてみれば最優秀1校しか放映されないならそうなるか。 優秀4校すべて…

本日深夜「青春舞台2022」!

青春舞台 2022 - NHK ↑↑↑ 予告動画が楽しすぎ。 最初のシーンの「なんてまてき」の「夜の女王」さん(大谷高校の女生徒さん)、 国立劇場でお見かけしたけど実物も本当にステキでしたよ! 背の高い方だったけどその頭の上にさらにヘアピースを何段も重ねて(…

本日文化祭(明教祭)。

全国・国立と並行して準備しなければならなかったので1年生が主体のキャスティングである。 3年生に要求するようなことをイタイケな1年生たちにしかも短期間で詰め込まなければならなかった。 特に「狂言回し」役を振られた1年生は本当に大変だったと思…

あさって文化祭。

台風14号通過中。 本日終日暴風警報。 明後日は文化祭である。 本来は三連休中最終日本日のみを練習日にする予定だったが、 私の危機察知能力はそれを許さなかったのだ!! (ビビリやからいろいろ情報収集して予定を変更するわけですね。) というわけで土…

石原哲也先生へのオマージュ。

そもそも「ホット・チョコレート」からしてが「俺たちの甲子園」のオマージュだ。 平成6年、 私が「俺たちの甲子園」から受けた衝撃の大きさは計り知れない。 日常に存在する悲劇を目の前に出現させることのなんという残酷さ新鮮さ、 果たしてこんなところ…