曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ジブリのペンケース。

下記、平成15年度卒業のクラスの女生徒の一人が、 黒猫「ジジ」の筆箱を持っていたんだけど、 それが筆箱というよりはかなりぬいぐるみに近くて、 授業中期間巡視をしているときいつも気になっていて、 ときどき「これいいね。」とか言いながらしっぽを振…

教育の限界。(H15.3.1.生徒会誌「門」掲載 301HRへ )

春、思いもしなかったこの学年の、あなたたちのクラスの担任になった。 始業式後のHRに行こうとすると、あなたたちは廊下に並んでたまっていた。 「何やってるんですか。さっさと教室に入りなさい。」 今にして確信するけれど、あなたたちはあの時、見知ら…

「気のいい読書家」の電話。

先生、いいことを教えてあげましょう。 やる気を司る脳の部位を「ソクザカク」と言うんですけど、 「ソク」は「ソバ」、「ザ」は「座る」のマダレのないヤツ、「カク」はキヘンの、そう、核爆弾の核、それで、「側坐核」、 その「側坐核」は、行動を起こした…

大失態。

とんでもないミスをしてあわてふためいた。 私のこれまでのミスの歴史に新たな1ページが開かれてしまいました。 生徒よ、ゴメン。

「鈍感力」と「人に忍びざるの心」。

私はかなり自由に生きていると人から見られていると思う。 人が言わないことでも平気で主張する、ところがあるからだ。 15年ほども前になるけど生徒から、 「私も、○○先生(私のこと)のように、ズケズケものが言えるようになりたい・・・。」 というポエ…

タイトルの略称について。

ケラリーノ・サンドロヴィッチも書いてたけれど、 芝居のタイトルは練習しているうちに自然と略称が決まってくるものらしく、 (たとえばケラの「すべての犬は天国へ行く」だったら「犬天」とかね)、 本校でもその通りで、 今回の「いるか旅館の夏」のこと…

いるか初読み合わせ!

「いるか旅館の夏」初読み合わせ。 うーん、達者な役者が多い。 越智君のあて書きがうまいとは言え、一発で芝居になってるところが多々あった。 みんな上達したもんだよなあ。 まあ、初見はヘタなんだから、 土曜に印刷して月曜に読み合わせ、というところが…

いるか旅館の夏!

7月22日(日)は、四国演劇祭だ。 毎夏、ここ川之江の市民会館に四国の強豪が集まってくれる、ありがたいお祭りだ。 さてここに出す演目には、毎年頭を痛める。 夏の全国に出るのなら壮行公演として前年度からのコンクール演目で決まりだが、 さてそうで…

魚がつれるといい。たとえ砂漠であっても。

光る砂漠 影を抱いて 少年は魚をつる 青い目 震える指先 少年は早く魚をつりたい 矢沢宰「光る砂漠」より 今日、図書室でこの詩集を手に取ったのは、 この「光る砂漠」に曲をつけたものを、 忘れもしない大学1年の時、合唱団のメイン組曲として1年間歌い続…

忙しすぎて部活に行けない、部活に行ってないのに疲れている。

最後に担任をしたクラスの生徒が、 保健体育の教育実習生として来ている。 今日、ちょっと話す機会があった。 「明日で終わりやね。楽しかった?しんどかった?」 「楽しかったです!ずっと、来たいです。日が経ってくるにつれて、どんどん楽しくなりました…

端っこで生きていくか、いっそ大権力を持つか。

人の生き方に口を出すのは好きじゃないが、 生徒のために譲れないセンもある。

ビリーズブートキャンプみたび。

さまざまあって部長Rにビリーズブートキャンプが渡った。 さすが前向きな部長R、 持って帰ったその日からトレーニングを始めたらしい。 「すごい、筋肉痛です。」 とか言うのを笑って聞き流していたら、 なんとずっと続けていたらしい。 「ずっと?毎日?…

ビリーズブートキャンプ再び。

前回とは別ルートで、 またもや私の机上に「ビリーズ・ブート・キャンプ」のDVDがやって来た。 口に出していると近くに寄って来るものらしい。 もっと他のことを口に出しているべきだった。 今回はとうとう開いた。 3分ほどやってさえみた。 これは私に…

試験問題にもドラマがあって、生徒は力不足でそれを読み取れてないもんで。

アマチュアが創作する時には何か仕事をしていた方がいいらしい。 けれども中途半端に創作欲を満たす仕事はかえってよくないらしい。 朝から県模試の採点、 途中で飽きて、 県模試の長文読解(古文漢文)の口語訳を作る。 これがまさに中途半端に創作欲を満た…

マンネリ目指して。

朝から県模試の試験監督がてら、 ずっとちまちま教材を作る。 まとまった時間があって、教材を作ったり、未来の自分のためになる仕事をするのはかなり好きだ。 先日、 「授業がマンネリになってしまって。」 と謙遜してらした先生がいたけれど、 私はマンネ…

着飾るということ。

「こやって、背中に『朱雀』いうて書いてあってな、バリかっこええんぞ。」 授業前、3年生私立文系の教室。 なんの話をしているのかと思ったら、 どうも祭りの衣装のことらしい。 (いや体育祭の応援かな?) ストイックに練習を続ける運動部の彼らも、 あ…

そんなには生き生きしてませんけれども。

印刷室へバタバタ走りこんで行って、 そこにいらしたM先生と話す。 「忙しいですよね、いらない仕事ばかりしている気がします。」 「そうですか? ○○先生(私のこと)は生き生きと仕事されてるじゃないですか。」 そんなふうに見えるんだ。 それはおいても…

もうホント疲れてます。

今日、げっそり疲れました。 今、修学旅行と十年研修で教員がいないいない、 その分の時間割、あまりに苛酷です。 その上、こんな時に限って私に迷惑かける人々が続出。

2年生行ってらっしゃーい。

2年生が修学旅行で北海道に出かけてしまった。 記念館の、ホワイトボードには練習計画、 黒板には公演演目が書いてあるが、 最近さまざま、部員の手による意味不明な落書きが増えている。 1年ジュリエットと愉快な仲間たち それゆけナポリタン号(カメ) …

望んでいる。

朝刊にドキュメンタリー映画「選挙」についての記事が出ていて、 ジェンダーについて久しぶりにもやもやとした。 立候補者本人の、 「妻って呼んじゃいけないらしいんですよ。家内って呼ばないと。」 という言葉。 選挙事務所の女性の、 「演説で奥さんを紹…

6月が過ぎていく。

風邪が悪くて二日ほど、早くに寝てました。 さて、2月の時点で浮上していた、岡山で「花柄マリー」を打たないかという話ですが、 実は一月半ほど前に具体化していましたが、 主催が公共団体でないということと、 やはり夏休みとあって3年生の進路が心配、 …

サンダル買った。

自分へのご褒美、とかいう言い方は嫌いなのではあるが。 外出が苦手なのでよく通販を利用する。 しかし通販は注文する日と品物を手に入れる日に時間差がある。 注文して二日~一週間もすると宅配便で箱が届けられるのだが、 この箱を開けるとき、 私はほとん…

やるなあ。

4隊6芝居(各7分程度)+長ゼリ一人(2分程度)、 二日間で全過程を終了しました。 6芝居中、4芝居は同じもので、あと2芝居も同じもの、 飽きるかなと思ったのですが、 それぞれが趣向を凝らしていて、とても飽きるどころではなかった。 BGMに乗っ…

最後の説教。(H9.3.1.生徒会誌「門」 305HRへ)

「最後の一葉」というO・ヘンリーの短編知ってますか? 病気の少女が、つたの葉の最後の一枚が落ちた時自分の命も尽きると思う、というあの物語です。 売れない絵描きの老人はそれを聞いて嵐の夜、 塀につたの葉の絵を描きます。 それに力を得て少女は助か…

あなたたちのこと、すごく好きでした。(H8.3.1.学校新聞 3年6組担任として)

たとえ死ぬ時であっても前のめりに死んでいきたいと、 坂本竜馬は言ったと、 星飛雄馬が言っていた。 常に自分の前にある目標に向かって全力を出し尽くしながら進んでいく。 スバラシイ。 私も今まで前のめりだった。 いつゴールが来てもヘッドスライディン…

理系男子は私には理解不能ですよ。

国立理系クラス。 ここでも漱石の「こころ」を教える。 理系男子は成績の良し悪しに関わらず小説読解を苦にする者が多い。 恋愛小説については特に。 「『K』の『理想』としていた生き方は『道のためにはすべてを犠牲にすべき』でしたが、それでは男女関係…

風邪ピキ。

風邪を引いて昨日はすぐに寝ました。 今日は厚着(6枚)して練習へ。 月、火の本番、なんとかなるといいなあ。 1年生は初舞台です。