曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

いるか旅館の夏!

7月22日(日)は、四国演劇祭だ。
毎夏、ここ川之江の市民会館に四国の強豪が集まってくれる、ありがたいお祭りだ。

さてここに出す演目には、毎年頭を痛める。
夏の全国に出るのなら壮行公演として前年度からのコンクール演目で決まりだが、
さてそうでないとすると、
四国の強豪がそろった中での上演だし、
CATVまで来るし、
県の講習会も兼ねているし、
そんなこんなで観客も多い、
これはヘタなものは出せないうえ、
かと言って次のコンクール演目では、3年生が出られないではないか。
「花柄マリー」を作ってきた、力のあるあの学年。
そう、四国演劇祭は、川之江高校にとって、3年生の引退公演になるのである。

あの3年生が最後を飾れて、
次のコンクールの中心学年である2年生が力をつけられて、
1年生もひとふたりキャストに入れる、
そして大道具はもう時間もないのでなるべく簡素に、
それから演劇祭向けのお祭り的ななんか明るい1時間もので、
もちろん女ばっかり、高校生ばっかり、
こんな脚本はなんとかならないものかなあという話をしたところ、
越智君が、泣き泣き書いてくれました。

「いるか旅館の夏」

これ面白いですよ!
すべての条件をクリアして、なおかつ面白いところがすごい!
越智君も相当苦しんだみたいですがとうとう脱稿、現在は「世界中から祝福してほしい気持ち」だそうです!
みなさんぜひ観に来てくださいね!(ここは四国だけれどもね!)