曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

2006-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を。

昼ごろまでに準備を済ませて帰省するつもり。 多分向こうでも風邪で寝てるんだろうけど。 いい天気だ。 冬の陽射しじゃない。 いい芝居が創りたいな。 川高受験生、悔いなく勉強がはかどりますように。 戦争が起こりませんように。 みなさまに幸せが訪れます…

起きてブログを書く。

8月からブログを書き始めた。 14歳から27歳までは日記を書いていたものだが、 それ以降は何も書き留めてこなかった。 日常を書き留めることにはある程度意義がある、 数ヶ月書いてきてそう思った。 もちろんブログは日記と違う。 第一書くことが制限さ…

寝年末。

補習が終わってから扁桃腺を腫らして寝ている。 大会と補習が終わったら寝るぞーっと思ってはいたんだけどもこれはちょっと間違っている。 部屋を片付けたい。 湯飲みの茶渋が気になる。 明日の帰省までに回復するのか。 あとなんとしてもお風呂にはいってか…

四国大会の審査の前に。

すべての芝居が終わるまで、生きた心地もしなかった。 人事を尽くして天命を待つ、 それだけのことが、どうしてこんなに難しいのか。 人事は尽くした、どうしてただ天命を待てない、それは祈りが強すぎるからだ。 あれほど「入賞はない」と言ったのに、 もし…

補習最終日。

国立クラスはこんな年の瀬にも6限目まで補習がある。 御用納めの今日は、補習も最終日。 さて、例の自作プリント「声に出して覚えたい古文」であるが、 四国大会から帰って「3年2学期編」をちまちまと作っていたのが出来上がった。 印刷して、 5限と6限…

観客って恐ろしい2。

観客からのアンケートに、 ここが悪い、こうしたらよい、と書いてあることがある。 とても具体的に書いてあることもある。 演劇をよく知っている人なんだろうな、と思われる文章もある。 けれどもそのアドバイスを受け入れて芝居を創り直したら、 果たしてよ…

観客って恐ろしい。

四国大会の客席で、 私の前にはずっとお互いにしなだれかかりあって座っているカップルがいて、 私服だったけれど多分年の頃は高校生くらいだと思う、 2日間ほぼずーっとまるで芝居に無関心で座っていた。 私もかなり笑いの沸点は高い方だが、 彼らも私に負…

四国大会は2位でした。

みんなが千羽鶴に手を合わせているとき、 その後ろ姿を見ながら、 実は私もお願い事をしていたのだ。 「みんなの実力を発揮させてください。」と。 ただそれだけでいい。 そうすれば恐ろしいほどの芝居が実現するのだからと。 数日前に「大変なことが起きて…

行って来ます!

彼女らが力を出し切った芝居を観たい。 みんなにも観てもらいたい。 明日リハーサル。 上演はあさって。 高松まで行って来ます!

練習は明日1日。

大変なことが起きてしまった。 とにかく全力を尽くそうと思う。 多分みんなも同じ気持ちだ。 Y恵が持ってきた千羽鶴は相変わらずカーテンレールにつるしてある。 部長以下部員たち数名が、 この千羽鶴に向かって「柏手」打ってお祈りしている情景は、 ここ…

本日の通し59分13秒(明日までに20秒分削る予定)。

夕刻、夏服での通し。 借りてきたダルマストーブ2体に火を灯す。 火が入ると中央の筒部分が赤くなり、その上にちろちろと青い炎がほの見える。 冷たい空気がふっとゆるむ。 火をみつめていると心が鎮まる。 一つの上には蓋なし鍋、 もう一つの上には金ダラ…

こわいけどやさしい教頭先生。

「あのちょっとよろしいでしょうか、教頭先生。」 「なんぞ。」 「もし四国大会で1位になった場合には夏の全国大会出場ということになるのですが、もし四国大会で2位になった場合、このような(プリントを見せて)劇団四季が企画した東京の自由劇場での大…

私立文系現代文本日の授業。

「『山椒魚』の作者、井伏鱒二さんが亡くなられたのはついこの間のことだと思っていましたが、平成5年、もうずいぶん昔のことになってしまったのですね。新聞の一面に出ていて衝撃を受けたものでしたが、ああ、みんなは生まれてなかったか。」 「生まれとっ…

台本を削った。それから・・・。

60分をオーバーしたので台本を削った。 削ってかえってよくなった。 こんなふうに、 困難とは、自分を成長させるために立ち現われるものなのだろう。 だから今日のあの決定を、 私も越智も川之江高校演劇部員も誰をも何をもうらんだりしない。 私たちは強…

荒天。

横殴りの雨、急な晴れ間、二重の虹、 そしてまた、横殴りの氷雨。 休憩中の部員たちは、一列になって吹き荒れる窓の外の景色を見ていた。 その後姿の背の高さや身の幅や隣との間隔や姿勢のバランスがなんだか演劇的。 意識していないとき、 この子たちはとて…

一週間前に考えること。

今日の通しはよくない。 高校演劇を始めてかれこれ12年が過ぎた。 たまたま全国大会の手伝いに借り出されて「俺たちの甲子園」を観たその秋、 生徒にせがまれて地区大会というものに出場した。 絶賛されて県大会に行き、 そこでも絶賛されて四国大会に出る…

クラスマッチ、サッカー決行!

本日は、平成18年度川之江高校忘年会にようこそお集まりくださいました。(拍手)参加人数は実に62名、の予定でございますが、学年会が長引いているためまだの先生方も多いようです。こうして私が話しておりますうちに人数もそろうかと存じますので、本…

千羽鶴。

この春卒業したOG、Y恵が帰省して、 千羽鶴を差し入れてくれた。 去年の四国までキャストとして残ってくれた部員である。 「姉ちゃんと二人で折りました。」のだそうだ。 姉妹で演劇部に所属していた。 四国大会がんばってというその気持ちが嬉しい。 私…

打ち合わせで高松へ。

スタッフを4人連れて高松へ。 松山へ行くより、隣県の高松に行く方が早い。 あっと言う間に着いて、 緊張しまくって打ち合わせ会に参加。 高松工芸のK先生も、坂出のM先生も、あとホールスタッフの方々も、 とても優しくてほっとする。 けれどもうちのメ…

クラスマッチが雨で流れた。

早朝7時から自主練習をして、 1時間ほど汗を流してSHRに出てみたら、 「雨が降っているのでクラスマッチは中止です。」 と言われたのだそうだ。 1限目の私立文系クラス。 放心した生徒、 いかにこのクラスマッチに賭けていたかを私に訴える生徒、 掃除…

熱い寒い疲れた。

やけどした指三本の皮が黒くなってパリパリはがれてきた。 中からピンク色の柔らかい皮がのぞいている。 自分ながら気持ち悪い。 今日久々に軍手を外していたら、 数人の先生から、 かなりひどいやけどだったんですね、痛かったでしょう、 みたいなことを言…

そろそろ風邪流行。

四国大会用の台本を印刷、製本。 キャストは昨日の通しのビデオを観る。 私は会議のため顔を出せないと言っておいた。 キャストのSが2限後風邪で早退したという。 養護の先生に尋ねると、 たいしたことはなかったのだが、 四国大会も近いので悪化させたく…

通し稽古。

県大会が終わって初めての通し稽古。 「考査中に勝手にうまくなっていてくれる」というこちら側のもくろみは露と消えた。 やっぱりほっといてよくなるってことはないんだなあ。 土日にみっちり練習につき合い、 やっと県大会時の芝居に追いついた感じだ。 豊…

主語について。

「声に出して読みたい日本語」という本をお好きでしょうか。 私はつい買ってしまったし、 内容にも共感しました。 音読ってことはとっても大切。 それに選んである文章がすべて魅力的。 そして何より、 この本のタイトルは大変印象的です。 類似タイトル本も…

嘘で嘘で本当。

「生徒の無限の可能性を信じればよい」と世間の人は言うけれど、 現場に居れば「それが嘘である場面」の方に、圧倒的に多く立ち会う。 坂口安吾は自著「文学のふるさと」の中で、 「文学のふるさと」とは凄惨なものであり、 そこを無視して描かれた物語は人…

同和問題を解決するために私たちに何が必要でしょうか ―保護者の皆様へ― (2000年同和教育だより掲載)

レッスン1 「他人の悲しさを泣けますか」 お茶の水女子大学の藤原正彦教授によると、小学一年生は仲のよいお友だちのお母さんが亡くなっても泣きませんが、小学六年生は泣くことができるそうです。 その子は、自分が悲しいのではなく、友だちの悲しさを想像…

次は「同和教育だより」です。

次に何の文章を載せようか、と考える。 教員などしていたら誰でも手持ちの文章はいくつかあるものだが、 書いたものがすべて残っているわけではない。 特に、パソコンを使い始める前の文章は、みなさんほとんど散逸しているのではないだろうか。 私がパソコ…

冬眠はしないらしい。

四国の冬は、 四国の人間にとっては、 四国なりに、寒い。 自分の出を待つ間のキャストは、 「キャストだまり」と呼ばれる、練習場の入り口の(トイレ前の)廊下に、 毛布を敷いて身を寄せ合っている。 練習の終わりを告げ(病院に行くのだ)、 「んじゃお先…

練習に行ったり。

つらいことばかりあるが練習に行った。 考査後練習に参加するのは今日が初めてだ。 何に行き詰っていても、部員に会うのが多分一番の解決策なんだろうな。 やけどの状態が思わしくないので、 明日とうとう病院に行くことに。 早く行っとけよって自分でも思う…

宿題のビデオ。

私は視聴覚の係をしているのだが、 県が指定したビデオを2本見て、内容と細かい分数をレポートにして提出しなければならなくなった。 ビデオを教材に使いたい教員の目安にするものだと思う。 まずテレビを見ることからして嫌いなのでかなり気の重い仕事であ…