曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

補習最終日。

国立クラスはこんな年の瀬にも6限目まで補習がある。
御用納めの今日は、補習も最終日。

さて、例の自作プリント「声に出して覚えたい古文」であるが、
四国大会から帰って「3年2学期編」をちまちまと作っていたのが出来上がった。
印刷して、
5限と6限の間に教室まで配りに行く。

まず国立理系クラス。
地理の補習が終わったばかり。
みんなさまざまなプリントを配ったり取ったり数学や化学の問題を解いたりしている。
「このプリントはー、センターまでにー、覚えておくことー。」
とか言いながら配るけど、まあ誰も聞いちゃいないのだ。

とりあえず最前列に配っていけば後ろまでは行き渡るだろう、とか思いながら配る。
委員長が、
「先生、今何か言いましたか。」と聞いてきたので、
「プリント覚えなさいと言いました。」と、配りながら答える。
「ああそうですか。」と委員長。
配り終えたので教室を後にした。

次に国立文系クラス。
生物教室に移動していたらしく、教室は空っぽ。
「声に出して覚えたい古文3年2学期編をプレゼントするので重要語をチェックしておくこと。」と、
黒板に書いているところで、三々五々戻ってきた。

まず女の子の集団。
「あー、『声おぼ』だ『声おぼ』だー。」
「ワーイ、プレゼントだってー。」
「覚えとるかなー。」
とか口々に言う。
男の子も帰って来る。
「せんせー、『プレゼント』は返却してもかまわないものでしょうかー。」
「返却は認めません。」
とか笑い合う。

思うんだけど、
理系生徒と文系生徒を比べると、
明らかに文系生徒の方が愛想がいい。
私とかも職員室で、ホントに無駄に愛想いいです。