言葉足らずだったので書きます。 今年の審査員長の「演劇観」は私の「理想」の方向にありました。 講評では私が「こんなふうな芝居がしたい」と考えている、そんな芝居をするようにアドバイスをいただきました。 各校への思いやりを持ちながら指摘するべきこ…

昨日の記事の、 「審査は長引いて３０分押した、その時間は川之江高校を外すかどうかに使われていたのだ」という記述について、 審査会場にいらした方からそれは違うというご指摘をいただきました。 その時間は３位を城東高校さんにするか松山北高校さんにす…

四国大会の審査員は各県代表４人と審査員長１人の計５人です。 一人が３票を持って投票が行われるそうですが、 （一人３票も持っているのに！）川之江高校が満票を取ることは本当に珍しい。 「さよなら小宮くん」の時も、 「これだけの芝居をして満票になら…

「まとまった総合力を持っていたのはもちろん川之江高校さんです。」と、 結果発表後の理由説明の最初に審査員長が言ったので、 １８年も審査を受けてきて初めて、 満場の中で立ち上がって大きな声で審査結果に異議を唱えようと思った。 「他校がこれだけの…

というわけで、 あれよあれよと言う間に明日出発である。 ３年の「さわやかＤ貴」が「はちみつレモンのど飴」を差し入れにやって来たのでその帰り際、 本当に久しぶりに「名言は？」と聞いたらしばらく照れたあと控え目に「ガッツです」と答えたのでみんなで…

夢を見た。 あの人と夕暮れの海岸を歩いていてあの人は楽しそうだった。 なんだこんなに元気なんじゃないと思った瞬間、 私にすがるあの人はどんどん重く硬くなっていってそうしてとうとう死んでしまった。 四国大会前なのにこんなにゆるゆるしている理由の…

■四国大会 日時：２０１１年１２月２４日（土）２５日（日） 会場：高知県立美術館ホール 〒781-8123 高知市高須353-2 TEL 088-866-8000 FAX 088-866-8008 審査員：内藤裕敬（演出家・劇作家・南河内万歳一座主宰） 山内一昭（劇作家・高校演劇顧問OB） 浅香…

練習してます。 しばらく書いてなかったので思い出してみると、 先週私が体調を崩した頃、 越智君が四国大会バージョンの脚本を毎日十数ページ書いては練習を見てくれて、 印刷・製本したのが金曜日、 土日の練習も越智君が見てくれて、 日曜最後に通して見…

高知が寒かったわけではなくて、 高知へ行ったあの日が寒かった。 急激に気温と気圧が下がってミゾレもアラレも降って、 新聞チラシのお悔やみ欄でもいつもの３倍くらいのお年寄りが亡くなっていたけど、 私もテキメンに調子を崩した。 あれから今まで練習に…

テストが終わって今日から練習。 あさって打ち合わせに行くのでスタッフはけっこう忙しい。 平面図を書きながら四国大会サイズで記念館にバミッて大道具を配置、 その後スタッフは仕事の続き、 キャストは昔のウチのビデオを観た。 ８年か９年前にやった１５…

連日問題作成に追われ、 やっと終わって現在は採点に追われている。 勤務時間内に終わらないので土日も仕事にいそしむ。 でも考査中は部活がないからちょっとラク。 考査が終わったら高知県まで四国大会の打ち合わせに行く。 その出張準備もしているのだが、…

ニワトリタマゴの話で、 「年賀状を読んで」という感想文を書いたという生徒だが、 「けっこう成績のよい生徒だった」と記憶していたら京大に行ったのらしい。 てかだいじょうぶか京大。 ま理系だし。

数学の試験監督をしていると、 「人間失格」を読んでいた男子生徒が無心に問題を解いていて（彼は完全理系で数学は図抜けた出来なのらしい）、 あんなものどこがおもしろいんだろうと思いながら、 いつか思いは数学教師をしていた「テレビの部屋の住人」に飛…

「現代文てどうしたらできるようになりますかね？」 と、先日掃除の時間に男子生徒から尋ねられた。掃除をしながらざっくばらんに話すので教員の方も本音が出る。 「そうねー、現代文て、できる人はできるし、できない人はできないよねー。」 「やっぱり昔か…

５年ほど前に「初級編」を、また３年前には「上級編」を掲載したので、今回は「中級編」を書いてみようと思います。さて、「中級編」に入る前に、復習として今までの二つをかいつまんでまとめてみましょう。 まずは「初級編」です。読書感想文を書くのが苦手…

本校には毎年秋のＨＲに「読書のすすめ」という時間があって、 そこでは優秀な読書感想文を紹介するとともに教員の「選評」をプリントにして全校生徒に配布している。 私はほぼ毎年そこに選評を書いているのだが、 ここに掲載したのはＨ１９が最後だ。 Ｈ２…

四国大会に出場できることになった。 越智くんとヤンキーの力というのはもうただごとではないと思う。 そして２年１年が力をつけてきた。 スタッフもまとまってきた。 県大会の出来は決して満足の行くものではなかったけれど、 こうやってみんなで困難を乗り…

明日県大会に出発だ。 この一週間に何があったかと言うと、 日曜に初めて通してひと安心、 月曜はなんだかゆっくり通しのビデオを見させたりとかしていた気がする。 ところが火曜にヤンキーが放課後急に熱を出して帰ってしまい急遽越智くんを「吉田」役に入…

第２５回愛媛県高等学校総合文化祭 １ 期日 ２０１１年１１月１９日（土）・２０日（日） ２ 会場 愛媛県生涯学習センター県民小劇場 ３ 審査員 藤沢 薫（劇団京芸代表） 鈴木美恵子（ＮＰＯ法人シアターネットワークえひめ代表理事） 森岡 宏（演劇専門部会…

このメンバーになって初めて芝居中会話が成立したんじゃないだろうか。 今日は県大会バージョン初めての通し。 生徒も練習は楽しいらしい。 越智くんがいてくれて、 この人はものすごく力のある人だから、 二人がぶつかるのもどうかと思ったりしていたが、 …

今朝、 「先生、僕もとうとう大人になりました。見てくださいよ僕のお肌を。」 とヤンキーが言うので、 「なにその言い方キモイんですけど、あー！そう言えばニキビがない！！」 見ればお肌がつるつるではないか。 「なに大人になったからニキビなくなったの…

昨日最後まで印刷、 今日は後半の読み合わせを聞いた。 越智くんも来てくれたし、 打ち合わせも無事終わったし、 だけど芝居はよくない。 「ドヘタクソ」って言うより「うわべだけなでている」みたいな。 真実というものがもしあるのならその真実に少しでも…

明日は県大会照明打ち合わせ会で松山へ。 例年はこれがイヤでイヤでイヤでイヤでたまらない。 芝居についてもさることながら遠くへ出かけるというそのこと自体ね。 でも今年に関して言えば、イヤでイヤでイヤでイヤでたまらない、んじゃなくて、イヤでたまら…

県大会に向けて、 やっと新台本が１０ページできたので今日渡しました。 残りはいつできるろうー。 突貫工事じゃないといいなー。 キャストの半分は１年なのー。

先週は私にとってタイヘンな仕事が二つあった。 一つ目は、 ここにも書いた青森県の審査員（１０月２９、３０日）、 もう一つは、 文科省指定人権・同和教育指定校の発表（１１月４日）であった。 私は人権・同和教育課員なので、 もともと夏に審査員のお話…

明日青森県に行くので（性懲りもなく審査員を引き受けてしまったのです）、 この一週間私はその手当てごときにおおわらわになっているのです。 １１月１日から出願が始まることの多い推薦入試前の１０月末にいないもんだから行くまでにすべて終わらせなけれ…

先日３年選択古典講読の授業に行くと、 珍しくまだ黒板が消されていない。 選択授業はクラス単位でないため日直がいない。 だから例年こちらで消す者を指名することにしているのだが、 そう言えばこの講座は毎回きれいに消してあるので今年は当たり前に過ご…

祖父が死んだときは私も少女で「骨を拾う」というのが恐ろしくて逃げてしまったのであるが（最後は妹に説得されて拾いましたが）、 そう言えばその時くだんの祖母も「逃げ気味」だった。 （さすがは「イサノ」本人である。） 「いや、ばあちゃんは拾わな。」…

水曜日の朝は予報通り秋晴れで、 行楽日和なのでおにぎりと卵焼きを作ってお墓に出かけた。 半年目の月命日だったので。 学校は保育体験学習で午前中の授業がなくて、 申し訳ないけど年休を取るには持って来いだった。 そう言えば前回の保育体験学習は香川の…

イサノというのは母方の祖母の名前である。 夫である祖父が亡くなってからも（仲はよかったと思うのだが）あまりガックリ来ることなく、 それから元気で２０年ほど生きた。 今回父が亡くなって、 親族一同心配したのは母のことだが、 母は葬儀が終わった直後…