曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

追加。

言葉足らずだったので書きます。
 
今年の審査員長の「演劇観」は私の「理想」の方向にありました。
講評では私が「こんなふうな芝居がしたい」と考えている、そんな芝居をするようにアドバイスをいただきました。
各校への思いやりを持ちながら指摘するべきことはきちんと指摘する、論理的で情熱的な講評でした。
そのことを書き忘れていました。
 
もう一つ、
(入賞した)他の学校の芝居について、
コメントで越智も書いていましたが素晴らしかったと思っています。
私にはできない、
どんな過程をもってこの芝居はできたのだろうと感嘆して観ていました。
それはほぼ毎年、
私はそう思って観ているのです。
 
それでも私たちは無形のハンデを感じ続けてきました。
そのこともまた事実です。
完全に公平な審査というものがあるとは思っていません。
満票云々を書いたのは、
何かわかりやすい記号がなければある程度の上演をしたことが伝わらないと思ったからに過ぎません。
満票であれば1位にしなければならないとももちろん思っていないのです。
追加はこれで終わりです。
よい改善策があればここではなく何らかの方法で提案します。
数年前からそのことは考えていましたが難しいことです。
係わって来た人が精一杯考えた結果ここまで来ているわけだから。
 
講評で言われたことは私が悩み続けてきたことですが、
「理想」から遠いことに「絶望」するばかりでは未来は開けないので、
一つ一つ足元から向き合ってあの日の上演にたどりつきました。
そういう進み方をする以外進む方法はなかったのですがそんなふうになんとか進んで来れたことは私にとって幸いでした。ありがとうございました。
 
帰省します。
重い一年でした。
人に支えられました。
ご厚情に心から感謝します。
よいお年を。
 
*励ましのコメントもご批判のコメントもありがとうございました。返信は遠慮させていただきます。この記事のコメント欄も閉じさせていただきました。