曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

打ち合わせで高松へ。

スタッフを4人連れて高松へ。
松山へ行くより、隣県の高松に行く方が早い。
あっと言う間に着いて、
緊張しまくって打ち合わせ会に参加。
高松工芸のK先生も、坂出のM先生も、あとホールスタッフの方々も、
とても優しくてほっとする。
けれどもうちのメンバーは、私を筆頭に全員人とのコミュニケーションの苦手な面々である。
打ち合わせが終わると、あれほどおなかがすいていたのに全員全く食欲がなくなっていた。

高松工芸のK先生と少しお話できた。
今回の出場作品「寂寞のせせらぎ」は、一度四国演劇祭で拝見している。
1年生のN条君の演技がそれはそれは鮮烈だった。
うちの部員にもファンが多い。
確か香川県大会では「演技賞」を受賞していたと思う。
彼の演技が楽しみです、と言うと、なんと、彼は脇役に下りたとおっしゃる。
ではあの大きな役にいったい誰がと尋ねると、
全国大会優秀賞「HR」の主役を張った現3年生のあのM村君が入るそうだ。
いやうちの部員はもちろんM村君のファンでもあるのだ。
「えええええー!?」と、部員もろとも驚いた。
なんとゴージャスな話であろうか。
あの動き、あのセリフ、いったいどんな指導をされているのか、
いやその前に、
いったいどうしたらあんなゴージャスな生徒が二人も入部するのか、
知りたいことは山ほどあるが、
知ったところで真似はできまい。

駅のそばには巨大なクリスマスツリーが立っていた。
4年前、「パヴァーヌ」を上演して帰るときにも立っていた。
あれから4年。4年とはとても思えない。
ずっとずっと昔のことのようだ。
あれから本当にいろいろあったけれど、
4年前よりは私は多分マシな人間になったと思う。