曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

図書室掃除。

あの日、
英語(OC)の追試に残された「A君」(演劇部男子・プライバシー保護のため匿名)は、
結局最後まで合格せずにもう帰っていいと言われたのらしい。
帰っていいってどういうことだ?

しかしOCテスト当日の朝は自信満々で、
「オレぁ必死で全部覚えてきましたよ。」
「おお!エライじゃないの!」
「そうなんスよ、まあ、記号でですけどね。」
「え?・・・記号って、まさか記号を順番に覚えてきたの?」
「ハイ、S先生、そのまま出すぞー!て言ってたんで。」
「バッカじゃないの!?」

というのが昨日のことで、
今朝になってどうだったのか聞いてみると、
「最悪ッスよ。記号全部並べ替えてあったんスよ。昨日ほど最悪な日はなかったですねオレにとって。」
「・・・Aさあ、記号覚えてくるって、先生それ漫画とかでしか聞いたことないよ?」
「オレ漫画の主人公的な感じなんスかね。」
「主人公っても『アフロ田中』レベルだよ?」
「あ、そっち系?」
「言っとくけど、『田中』は中退してるからな!」
「えー、オレは大丈夫ッスよ、」
「当たり前だ!」
「多分。」
「多分じゃない!!」

前任校の男子部員は越智君はじめ偏差値の高い生徒ばかりだったので、
まさか自分が部員とこんな会話をする日が来ようとは・・・。