曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

「だいじょうぶですよ。」のI先生。

2月最初の土曜、
栃木の病院に、
なんと同僚のI先生が現れたのだ。
お見舞いに。(というか私に会いに?)

エレベーターの前で見かけて思わず声を上げてしまった。
場所が場所だけにものすごく見覚えはあるけれども誰なのか一瞬わからなかった。
嬉しい、というより、頭が真っ白だ。
たかだかお見舞いなんかのために、
四国から栃木まで。
考えられない。

その夜は、
せっかくだから宇都宮まで出て一緒に何か食べようということになったのだけれど、
そんなことになってもまだ「遠出」するのに少し躊躇してしまう私。
けれども電車で15分、
なんてことはないチェーン店の居酒屋に入ってしばらく飲み食いすることになった。

私は進んで他人を受け入れようとはしないタイプの人間だと思う。
けれども向かい合って食べている彼女の、
その圧倒的な好意。
いつか話は長くなって、
別に話さなくていいことまで話した気がする。

そういうタイプの人間も本当に存在するんだなあと思った。
ありがたいことだと思いました。