曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

小説問題。

高校入試。
国語の小説問題が泣けて困った。
T先生も泣いていたらしい。
出典は重松清で、
小学5年生の男の子が病気の母親を見舞う話。

自分の大学入試の年の共通一次の小説問題も恐ろしくせつなかった。
あの時は、
受験中なのに悲しくて泣いて泣いて、
小説から後、得意の国語がめちゃくちゃに。
父親が自殺する話で、
今思い出してもこみあげるものがある。

何年か前、
ベネッセのセンターマーク演習を授業で解かせていたときは、
鉄道員(ぽっぽや)」が課題文だった。
これもきつい。
しかも主人公が死んだ娘に話しかけるシーンである。
教室では私以外にも数人がすすり泣き。

入試問題を解く時は、もちろん小説問題が楽しみなんだけど、
あまりにいい話、しかもいい抜粋をしてくれたりすると、
問題を解く気にはちょっとなれませんよ。
なぜなら国語の教員だから。