曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

危険な性格。

夏の話題。

寒がりなので、冷房はつけない。
でも暑いのが好きなわけでは当然なくて、
ベランダの窓から自然のそよ風などが入ってくると、とっても嬉しい。
けれども1年前からベランダには、
そよ風じゃなくて熱風が充満している。

というのも、昨夏、お隣さんが代わったんである。
そして引越しの際、お隣のエアコンの室外機は、お隣のベランダ内の、最もわが家に近い場所に設置されたんである。
そう、あの、
「非常の際はここを破って隣家に避難できます。」
と書いてあるパーテーションの所。
あそこに背中をくっつけて。
なぜか、排気口をこちら向きで。

ベランダはコンクリート壁で囲まれているから、こちら側には熱風がたちこめる。
ときどきは魚を焼く匂いなんかもたちこめる。
運転音もひどく高い。
最初何事かと思った。
全く、室外機の音は、窓を開けて聞くもんじゃないと思う。
当たり前だがお隣さんは閉めている。

ゆうべ、夢を見た。
ベランダに、恐ろしい風体の男の人が座りこんでいて、
「ずっと前から住んでいた。」
と言うのである。
明け方にうなされて目が覚めた。
室外機の音がゴーンゴーンとうねっていた。

まあ、もう1年も我慢しているのであるし、
去年の経験によれば、
10月頭にもなれば静かになるわけなんだけれど、
その日を待ち望んで暮らしている自分に気がつくと、
時々猛烈に悲しくなる。

私は普段は他人よりも大人しいくらいだが、
爆発の可能性のある性格である。
それを自覚しているものだから、
自分の行動が正しいかどうか今ひとつわかりかねることがある。
このエアコンにはこのまま黙って我慢するのが普通なカンジのようなのですか?

越智優に聞くと、「水をかけろ。」「砂を詰めろ。」とさまざまなアドバイスをくれるけれど、
良識ある大人はどのような対処をするものであろうか。