曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

教科書に教えてもらったこと。

先日「面倒くさがりやのあなたがうまくいくための55の法則」という本を読んでいると、
どこかへ出かけるときは面倒でも行き先を確認しよう、予約しよう、
その面倒が、後から起こる面倒を減らしてくれる、
というようなくだりがあって、
わが身を振り返っていたく反省したのだが、
本日国語の教科書をめくっていると、
宮沢章夫の「軽井沢で牛乳を振る」という随想があって、
宮沢章夫っちゃあの宮沢章夫?って思いながら読んでいると、
果たして演劇のワークショップ中、
軽井沢でフィールドワークをさせると、
綿密な計画を立てた班よりもぐうたらで行き当たりばったりの班の方が発表の際圧倒的に優れていた、
という内容だった。

行き当たりばったりも捨てたもんじゃないな、
とは思ったけど、
偶然入った店で牛乳瓶を振ることは演劇的には大切かもしれないが、
やっぱり普通の生活においてはあんまり優れているとは言えないんじゃないか、
とも思ったけど、
今回一番思うのは、
まことしやかに提唱されるあまりに全うな意見でも、
正しくないと言い切れる見方があるんだってことである。
一つおりこうさんになりました。

さて本日より1年生から3年生までの基礎練習開始。
今日は1時間程度だったけど、
活動したという事実が自分の焦りを慰めるし、
何よりみんなと活動するとやっぱり楽しいんじゃないかしらん。