曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

逃避その2。

岡田准一は「V6」というジャニーズ事務所のグループに所属していて、
どうもそのグループは結成13年目らしい、
というようなところから始めなければならないのはもしかして私だけなのかもしれませんが、
ここに来る人たちがどんな人なのか全然わからないので一応説明してみました。

さてほとんどテレビを見ない私も、
この13年間に「V6」という単語を合計5回くらいは口にしたことがあるのではないかと思う。
それはもっぱら授業中で、
私は「源氏物語」や「伊勢物語」を教えるとき、
光源氏在原業平という人たちは男性ながら大変美しく人気のあった貴公子であって、現在でも美しくて見るだけで寿命が延びるとか思われるような男性というのはいるわけでしょう、私はよくは知りませんけれども、あの、たとえばテレビでいうと、『SMAP』、とか?」
というような話をすることがあるのだが、
その際少し脇にそれると「V6」も出て来るのだった。
「すみませんね、私も『SMAP』まではわかるんですが、『TOKIO』になるとあやしくなって、そして『V6』となるともう人数が多くて、あ、でも6人か、で私はもう『V6』のところで、ジャニーズ覚えるの諦めたんですね。」

というのが私の「V6」とのスタンスであったが、
もちろん現在は全員の区別がつきます。
そしてなんと、CDを買おうかしらとまで思ってもみました。でもそれってどうなんだろう。
そこのところを昨日、電話で越智に話してみた。
「だっていい歌ばっかりなんだもん、なんでこんないい歌がそれほど流行らなかったんだろう、すっごい全部いいよ、って思ったところで、待てよ、と。おかしいぞ、と。心の目は曇ってないか、と。」
越智はかなり長いこと笑っていた。

「越智君、私、ちょっといかれてますかね?」
「いかれてますね。いかれポンチですね。」