曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

ウチのスタッフ。

昼休み、
舞台監督に用事があって教室をのぞくと、
みんながそれぞれに集まって昼食後の雑談をしているそのはずれで、
何か一心に書き込んでは消している。
見ると芝居に必要な小道具を書き出しては並べているのだった。

また練習の終わり、
音響の候補が決まったので聴いてくださいとスタッフが3Fに上がって来た。
7、8曲はある音響。
そのほとんどは「アタリ」だった。
キャストのセリフと読み合わせていい曲だよねと騒ぎ合った。
候補を聴かせる時は緊張してしまうのだそうだ。
あらかたオーケーが出たことで、
してやったりと笑っていた。

キャストがその芝居に夢中になるのは私にとってわからんでもないことだ。
でもスタッフがここまで必死になっている姿を見ると泣きたくなるのはなんでなんだ。
楽しいね。
楽しいね。
いい芝居を創るんだよね。