曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

半径1メートル以内。

昨日から最高気温も30度を切って、
朝の窓辺から流れ込む空気は、もう寒いほど。
長袖の発熱上着通販生活で購入)を着こんで朝日新聞日曜版を開く。
やれやれ、クーラーの消えた翌日からは自然の冷気に悩まされるんだな、
と思いながら読んでいると、驚く記事に出くわした。
「耳垢」についてである。

人類のもともとの耳垢は「湿型」で、欧米は現在もほとんど「湿型」、このことは知っていた。
さて日本人の大部分を占める「乾型」であるが、
どうも2万年~3万年前の中国北部で、
「寒さ」に対抗するために発生したのではないかと言うのである。

「『乾型』の遺伝子を持っている人は、寒い地域にすむのに有利という説もあるわ。」
と、紙上でののちゃんの質問に答える藤原センセイ。
「この遺伝子が作用するのは、耳垢だけではないらしいの。体の中にある細胞から、細胞の外にものを運び出すことにかかわっているのよ。」

ガーン。
そう、私は「湿型」なのである。
「湿型」にはワキガが多いとかは聞いたことがあったが、なんと寒さに対応していないとは。
道理で周囲と比べてあまりにもあまりにも寒さに弱いはずではないか。
この冷え性改善のため、
現在、中国4千年の漢方薬服薬中であることは前にも書いたが、
さすがの中国4千年も、
中国3万年前の遺伝子の変化には、なんだか全然、迫力負けだ。
なんの努力も力及ばない感じがしてきたよ。
「湿型」の人がみんな寒がりというわけでもないのだろうが。

と、今日も自分の半径1メートル以内の大事件をちまちま書き続ける私だ。
今日はこの後「1メートル以上」の話に続く予定であったが、ここまで書いて体力も果てた。
またも1メートル以内にてオシマイ。