曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

気にいらナイこと思い出した。

今日美容院でたまたま「MORE」(20代女性向けの雑誌)を読むことになってしまって、
ペラペラとめくっていたらしょうもないハウツー企画に出くわした。
「合コンで、男のコが下ネタを言ってきたらどうする?」
そんな悲しい質問一つ一つに編集部がまことしやかに正解を提示している。
「イヤな顔をするのはNG、でもノリすぎは男のコがどん引きしちゃうので、軽く受け答えをするのがOK。」

まだやっとんのかい。
と思ったが、毎年若者は更新されていくのであるから、永遠にこんな質問こんな解答は繰り返されるのであろう。

若いとき、こういうメッセージは本当に私を苦しめた。
私は下ネタが苦手である。
でも苦しんだ理由はもちろんそれだけではない。
女性の「あるべき姿」が誰かによって決められていて、
その「誰か」というのは多分世間の男性の目であって、
それなのに私はそれを無視できず、
「あるべき姿」が自分とかけ離れていることを苦しんだ。
男性に好かれたかったんだろうなあ。

今ですか?
下ネタには厳しいですよ。
ツッコむのもイヤなので深く怒りをたたえて黙っています。
機を見て勝機われにありと踏むやごうごうと非難、そんなことで嫌われるなら嫌われたってヘーキだ。
基本、小さい頃漫画で読んだ、三角めがねをかけた「ざーます」って言う教育ママみたいな感じで生きていくことにしてます。