曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

劇団四季技術部の方。

春季全国大会は、
劇団四季自由劇場で開催される。
舞台裏を支えてくださるのは劇団四季技術部の方々である。

「なんでも質問してください。」とおっしゃるとおり、
こちらの都合で電話をしているのに、
出先にまで連絡を取ってくださって、
担当の方から折り返しお電話をいただいたりするのである。

「4袖の後ろを自転車で通るシーンがあるのですが」とおずおずと切り出すと、
「台本も読ませていただきましたし、DVDも観ました。ローホリを後ろにずらすか、4袖を吊り直すことで対応しましょう。」というお返事。
昨年度も驚いたのだが、
一校一校の芝居を丁寧に把握してくださっているのだ。

対応の的確さとさり気なさ。
その骨折りの質と量に比べて、なんと謙虚なものの言いよう。
実際彼らにとっては本当に取るに足りない骨折りなのだろうか、それにしても、
我々はそんな状況には慣れていない。
もちろん芝居以外でも、私は人生一度たりともそんな対応をした試しはない。

心底感心してしまう。