曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

記念館ともあとしばらくなんだ。

全く人間ができていないらしく、
どうにもカラ元気さえ出せない。
こういう時こそ閉じ籠もらずに、
人と接するとか仕事に没頭するといいんだとわかっているのに、
気づけば誰とも会いたくないと思う。

そんなわけで放課後は、
会議の後、記念館に出かけるのにもだいぶ勇気が要ったのだった。
つるべ落としの秋の夕闇の中を、
記念館を3階まで上る。
もう6時も近いので終わっているか、休んでいるか、と思っていたのに、
階上から聞こえるのは張り詰めた「ふ号作戦」のワンシーン。
ああ練習していたんだな。
顧問がこんなに不甲斐ないのに。

「演劇」は仲間を必要とする芸術で、
一人だったら何度辞めていたか知れない。