曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

寒いから。

卒業式は寒いし、
自分も式用に(いつもよりは)薄着だし、
HRに入れば生徒はマスクもせずにゴホゴホやってるしで、
すっかり風邪を引き直して、
夜中に寝汗をかいては何度も目が覚めて着替える、
そしてそのたびに考え込んでしばらくの間目が冴える。

自分の周囲に起こっているどれ一つ取っても何一つ明るくなる材料はなく、
例えば人は嫌なことを思い出すとき無理矢理何か楽しいことを考えようとするものだが、
どの方向にスライドしても楽しい将来は見えず、
今まで逃げ込もうとしていた所自体がすべて問題の渦中にあって自分の選択を強いられもちろん選択の勇気もない。

本当は何もかもどうでもいいと思っている。
けれど生きていくために与えられた仕事をしようと思う。
逃げるために見たDVDが私の意識をさらっていった。
ドラマというのはこういう人のためにあるんだ。
自分の中にあるかないかわからない小さな火よいつか暖かく熱く灯れ。