曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

帰って来ました。

治療法がこの病状には適さないことがわかり、
治療を断念して帰って来ました。
この病状で長旅をしたわけですから道中は大冒険でした。
大学病院は重症患者ばかりで、
入れ代わり立ち代わりデイルームで手術の終わりを待つ家族たちはそれぞれ皆人生最大の危機を迎えているのでした。
現実は絶望の中でもいつも少しだけ滑稽で、
帰りは笑ったりもしていたのです。
帰ってみれば、やっぱり家はいいなあ。