曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

A君。D君。そしてM佳たち。

ヤンキーのA君はうちの部にとっては大事な主役だが、
他の人々から見ればただのヤンキーなのでどこに行っても叱られてばかりいる。
東予大会のリハーサルはJRの団券で行ったのだが、
間の悪いことにA君の家は川之江の手前なので帰りは途中下車せねばならず、
しかもその日はなぜか一緒に下りるはずの真面目なM佳が下りなかったのでイヤな予感はしていたのだが、
運転手さんから「改札で事情を説明すればいいから。」と言われていたのにかかわらず、
やはり改札ではかなり疑われて足止めをくらったのらしい。
まあ、あいつが切符を持たずに改札を通り抜けようとしたらどの駅員さんでも呼び止めるだろう。
一緒に改札を抜ける人が「この子の言ってること本当ですよ。」と取りなしてくれて事なきを得たということだ。
また東予大会の翌日を休んだのでその翌日は先生方から集中砲火を浴びていた。
職員室でもふと気がつくといつも注意されたり怒鳴られたりしている。
「人を見かけで判断しないでほしい。」と友達のDが真剣に弁護するのがそれはそれで笑えるのであった。
 
さて途中下車しなかったM佳であるが、
彼女は音響で、
「ナオキ」は音響の出が多いためリハーサルではかなり苦労していたのだが、
あの夜自分の家を通り過ぎて川之江の記念館まで行き、
音響二人とスタッフ有志で居残りしてきっかけの練習をしたのらしい。ああそれで。
昨日は東予大会の反省会で、
私はその後の雑談でそのことを知った。
いいメンバーだなと思うんだ。