曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

文化祭終わり。

東予大会から5日だとはとても思えない。
いや芝居が進化しているとかいうことじゃ残念ながらなくて、
心理的には1ヶ月くらい経っている、という意味である。
さらに言えば最後に「小宮くん」を上演してからまだ1ヶ月経ってないというのがまた信じられない。
そちらの方はなんだか半年以上前の出来事のようである。
 
今日は松山東高校から先生一人と生徒八人がはるばる川之江くんだりまでやって来られて、
みなさんずいぶん「ナオキ」を褒めてくれた。
さて松山東と言えば愛媛県人ならわかるけど県下ナンバーワンの名門校。
賢そうな生徒さんたちと、先生はと言えば、これが西条高校時代の教え子、
私が教えた演劇部員でおそらく唯一高校の演劇部顧問になってくれた青年、いつか書いたことのあるイッシキ先生だったので、
柔軟・発声から最後の反省会までお見せして、
秘蔵のDVDセレクションもダビングさせてあげたけど、
同じ県大会に出場するライバル、
そしてこの情熱と賢そうな瞳たちを見ていると、
多分伸びて来るんだろうなと思う。
ご存じの通りあまり他校と交流を深めたいと思わない性分なんだけど、
自分ながら教え子が顧問になってるっていうのが本当に嬉しかったんだな。
 
さて文化祭を終えてまたはっきりしたんだけど、
「ナオキ」は一般客への受けはそれほどよくはないようだ。
だけど私はものすごく好きで、
大切な宝物みたいに感じている。
氷を抱きしめたような切ない宝物。