曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

練習が始まるといいのに。

最近夜寝るとき変な物音がする。
なんの音だろう。
なんの音だろう、と思いながら眠る。
こわい話がものすごく苦手なのに平気で眠りに落ちて行く。
なぜそんなことができるようになったのか。
 
小さい頃見たテレビでとてもこわい話があって、
何かの実話で、
その男性がおみくじを引くと2回連続して大凶が出た。
大凶が出る確率を2回掛けるとそんなことは起こり得ない確率なのだとテレビが説明して、
そのことだけでこわくてこわくてその後どんなこわいことが起こったのかは実は覚えてないのだった。
それくらいこわかった。
ずっと思い出さないようにずっと気をつけていたこわい話だ。
 
この正月、
元テレビの部屋の住人が彼の姉と一緒に神社に行っておみくじを引いて、
さて大凶が3回出たのだと言う。
1回引いてあまりのことに姉が引き直すように言い、
もう一度引くとまた大凶、
このままでは置けないともう一度引かせるとまた大凶が出たのだそうで、
おみくじなんか引きたくなかったのに3回も引かせるからだと兄弟げんかになったのらしい。
 
本当にこわいと思ったけれど、
それは今の状況から言えば、
これは大凶としか言いようがないよね、なんて笑った。
 
ねえ現実があんまりこわいと、
幽霊、とか、非現実、超現実に、こわがるゆとりがなくなるんじゃないかな。
気を抜くと立ちすくむ。
泣き崩れるのと笑っているのは紙一重だと思う。