曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

勾玉。

水曜からずっと死にそうな感じだった。
あの日は病欠の先生の授業を肩代わりして午前中全詰マで授業したあたりから口が利けなくなった。
「だいじょうぶですか?」
と何度か声をかけられたけど誰にも返事を返すことができなかった。
声を出す体力もなかった。
死ぬほどだるい。
本当に死んでしまうのかなと何度か思った。

実は水曜は本当の七回忌だったのだ。
命日。
6年前のあの日、
あの人は息を引き取ったのだった。

栃木の病院に行ったとき、
結局手術は失敗して(執刀医は成功だと言ったけど私にしてみたら腫瘍を取れなかったのだからあんなもの失敗に決まっていると言いたい)、
11時間だかかかると言われていた手術は8時間で終わった。
そしてその間に、
あの人の携帯にお守りとしてつけていた勾玉(まがたま)が割れたのだ。
「手術中にお守りの勾玉が割れた」のだ。
身代わりになってくれたと考えるにしろ、
何らかの関連性が、
何らか物理的な力以外の力が、
そこに働いていたと、
どうしても思ってしまうではないか。

このブログにも書いたように、
あの人は死ぬ前に引いたおみくじが三度続けて大凶だった。
そして私の兄は私が弱ってしまったことを、
「○○(←私のこと)が連れて行かれそうになった」と表現した。
七回忌を迎えて、
また私はあの人に「連れて行かれそうになった」んだろうか。

夕べのことだがあまりのだるさにリビングの床に臥せってしまった私は、
しばらくして思い立って起き上がり、
お経を出して来て般若心経を唱えてみた。
リンも鳴らした。
それからなんだか少し楽になってごはんを食べることもできたのだった。

このだるさはなんだかあまりにもだるい。
それで私はアスコルビン酸メガドース(ビタミンC経口多量摂取)をしてみることにした。
きっとこれで健康になるだろう。
世の中には科学で説明のつかないこともあるんだろうけど、
科学で説明のつくことだってそりゃあるんだろうからさあ。