曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

「何もかも取り戻せますとも。」

わけのわからないうちに「くじら戦争」に巻き込まれて、
終わった後は深手を負っている。
何もかも今から始まるような気持ちがしていたのはついこの間なのに、
今は同じ景色を見ても何もかもが終わってしまったように感じる。
それは喪失ということではなくてただある季節が終わってしまったということだろう。
別れ際にD貴が、
「K(ヤンキー)のこと、お願いします。」と言った。
「K、やっぱ、寂しがってるみたいなんで。」
どこまでも優しいヤツなのである。
「D貴もうまくなったね。」
「ホントですか!?・・・あの、『滑舌という名のハードル』は超えられたでしょうか?」
「うん。次は受験だね。また芝居やりたいね。」
「やりたいです!『受験という名のハードル』を超えて来ます!!」
時間は進んで行くね。
私は時々自分がどうやって生きて行っていいのかわからなくなるけど、
そういう時は時の流れに身を任せて、
いつかここぞという時に漕ぎ出せばいいんだろうね。