やりたいことなんて特にない。バカだし、これといった特技もない。そんな月並みのあたしが、川高演劇部に憧れて、何も分からず飛び込んだ。これまでの道のりは、もちろん楽しいことばかりではありませんでした。苦しい思いも、悲しい思いも、悔しい思いもしました。でも、そんな時いつも、一緒に苦しみをわかちあう仲間がいました。だから、ここまで来れたんだと思う。私は決して一人じゃなかった。
県大会本番、私は大事なセリフを間違ってしまいました。なんか本当悔しくて。だって昨日までの練習は、あんなにもすばらしいものだったのに、公演が終わって、涙が止まりませんでした。でも、先輩やスタッフのみんなは、笑ってました。みんなにこにこして私に、「よかったやん！！」って背中を叩いてくれました。本当ににうれしかった。そのあとも涙が止まらなかったのは、こんなに素敵な仲間と一つの芝居を作りあげていくことを、本当に幸せだと感じたから。川高演劇部は、最高の部活です。
今私は、そんな演劇部の部長であることを誇りに思います。そして、全国大会を目指し、それはそれはキラキラした日々を送っていることを幸せに思います。
もうすぐ四国大会。今年のクリスマスをみんなが笑って過ごせるように、２４日は最高の舞台を作ろう。誰も見たことがない、最高の犬猫を作ろう。私たちが歩いていく道は、途中でなくなってなんかいません。大きな木の先には、一体何が待っているんだろう。
…よし。明日も一日練習頑張ろう！！楽しい楽しい練習、頑張ろう！！
以上「ノラ猫になりたい。」は、生徒会誌に載せる、部長Ｋの文章です。
３月に読むより、今の時期のものだから、ここに載せてみました。
写真は、スタッフ作成・四国大会のしおり。
表紙は前ブタカンＳの作品です。
あんまりカワイイのでここに載せたいかも、と言うと、
みんなでよってたかって写真の貼り付け方を教えてくれました。
そもそもケータイからして持ってないんで、
この写真もＳからのメールで。
最初にして最後（？）の写真。うまくアップできるかな？（すでに写真と文章一回全部真っ白になって、頭も真っ白になりましたよ。）
