曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

続・ロッカーは落ちているか。

今日は2年生の学年別公演の初通し。
ボロボロだったけどなんとか1時間半見せてくれた。
(まあホントにボロボロではあったけど。)
昨日の1年生が欠席者2名もいて通しに至らなかったのに比べると、
褒めてやってしかるべきと思う。

この2年生は、
入学時からなんというかものすごくタイミングがいい。
普段から出席率もいいのだが、
部活以外でもここぞという時に出現してくれる。
なんか連絡事項があるな~、でも今日部活のぞけないしどうしようかな~、
と悩んでいると必ず、
「なんか伝えることありますか。」
と、部長が職員室に現われる。
部活を解散した後で明日までにしなけりゃいけない作業を思い出して、
ああああ~、一人でなんてできないよ~、
とうちひしがれていると必ず、
誰かがやって来てみんなを集めてやってくれる。
しかもいつも笑顔。

先日の昼休み、
サンポート遠征時の保険をかけるために、
急いで部員全員の年齢が必要になった。
学年じゃなくて、年齢。
困ったよ~、全部員を放送で呼び出さなくちゃならないよ~、
とヘタレながら廊下を歩いていると、
そこに、ふらふらと演劇部員Nが通りかかった。
演劇部員N、それは部員全員の誕生日を覚えているという普段は全く役に立たない特技を持った女、
だけど待てよ、
誕生日がわかったら年齢もわかるじゃん!
「N! ちょっと待て! あんた全員の年齢わかるよね!」
「ハ、ハイ、一応・・・。」
んで、職員室に引っ立てていってすぐに一覧表に書き込んでFAXで送った。
よおっく褒めておいた。

ホルスだかハンスだかの不思議な冒険、みたいなドイツの昔話では、
必ず「役に立たない特技」を持った男が最後の見せ場で一番役に立つことになっている。
「寒がり」が帽子を脱いでみんな寒くて火あぶりを切り抜ける、とかね。
あと「鶏鳴狗盗」の「鶏の鳴きまねの得意な男」とかね。
そんなこんなで部員はなかなか間のいいヤツらなのです。

それにしても1年生が心配である。