曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

マンションの外。

外で小さい女の子と、多分お父さんの声が聞こえる。
女の子はブランコに乗っている。
お父さんの声は男の人の低い声で、
笑っているけれど子どもといることの似合わない声だ。
このような声の人に今日は遊んでもらって、
女の子は大喜びでずっと笑い声をたてている。
その笑い声は決して急な不機嫌に止められたりはしないだろう声で、
どちらかというとお父さんに自分が喜んでいることを伝えているような声だ。

どちらが立場が上の関係かということをよく考える。
男というものは意識しなくても自分が上にいることが多いものでうらやましいことだ。