曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

セオリーどおり。

高校生を教えるという職業に就いていると、
教える際のセオリーを、研修などでさまざま学ぶ。
人間そうそうセオリーどおりに動かないよと思うことももちろんあるが、
恐ろしいくらいセオリーどおりということも意外と多いものだ。

演劇にしてもね、
「その役柄について深く考える(役作りをする)と演技に深みが出る」だとか、
そんなことは言わずもがなのことで、
わざわざみんなでそれを話し合ったりとかは今さら恥ずかしいじゃないか、
なんて大人の自分は思ったりもするのだけれど、
いざ本当にやってみれば、そのセオリーがいかに正しいものであったかわかる。

今日は午前中にみんなで役柄について話し合った。
セオリーにしたがって。
すると午後からの練習が、それは深いものになるから不思議。
ていうか裏を返せば今までこんな浅いところで演じてたのかってことなんだろうけど、
付け焼刃じゃないこういう進歩の仕方というのは底から身についた感じがして頼もしい。

明日、放課後2時間の練習で仕上げ。
あさって終業式の後、午後からゲネプロ
しあさってが記念公演だ。
12:30開場、13:00開演、於四国中央市民会館川之江会館。
まさに全国間近の仕上がり具合。
これは嘘じゃないよ。(うまく舞台にのせられるかはまた別問題だけど。)
今のところ言っておこう。
「お客さん、観て損はありませんよー。」