びっくりした。
まず新聞のテレビ欄の扱いの大きさにびっくりした。
「キャッチあい
演劇を愛する学生たち
の抜群のチームワーク
と観客をひきつける力
川之江高校・演劇部」(朝日新聞)
まるでドキュメントでも組んでもらったような大きさですよ。(実際は5分くらいのニュースです。)
記者のJさんには都合三度も川之江に来ていただいた。
初回は要領を得ない私の話、
次は読み合わせと話し合い、
その間ずっと「どんなふうにまとめましょうか、うーーーん!」と悩んでいた風情だったんだけど、
最後の取材の月曜日、
生徒たちの立ち稽古を撮影した後Jさんはきっぱりと言った。
「いいものになると思います。」
だからいいものになってるような気はしていた。
実際今日のテレビを見て本当に嬉しかった。
生徒たちの生き生きした演技とコメント、
普段は目立たないスタッフにも焦点が当てられていた。
私がいない時の撮影もあったので初めて聞くコメントも多くて、
こんなこと考えてたのかー、とか、
こんなふうに取り組んでたんだなー、とか、
顧問ながらじーんとしたり。
それにしても自分が映ってるのは見たくない。
もうなんだよこれーこんな顔してテレビとか映ってんなよこの女ー、とか思って見てたのに、
「見ましたよ先生! テレビ映りいいですね!」
なんて越智君キミはなんちゅー残酷なことをー。