曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

三度目の全国最優秀!

2000年「ホット・チョコレート」(曽我部マコト作)で全国最優秀、

2001年「七人の部長」(越智優作)で全国最優秀、

そしてこのたび21年ぶり、

2022年「きょうは塾に行くふりをして」(越智優・曽我部マコト作)で、

三度目の全国最優秀賞を受賞することができました。

 

まずこんなに長く演劇部の顧問であり続けたことはわれながらすごいと思う。

そしてある程度の指標として「毎年県大会は突破したいものだ」と思っていたとおりに「ホット・チョコレート」から23年連続で県大会を突破して、

最後は定年の年に全国最優秀です。できすぎです。

「主人公感ハンパなし。」と越智くんが言う。

 

全国大会直前、

部員たちが昼休みに「七人の部長」と「ホット・チョコレート」のビデオを観たらしい。

「どうだった?」と聞くと、

「すごくて自信なくなりました。」とか言っていた。

私としても実際あんなこと、

2000校以上もある中から全国の審査会場で「最優秀賞は、」と呼ばれるその確率、

現実にあったこととも思われないなと感じていた。

 

今回「最優秀賞・文部科学大臣賞は・・・」という声が響いたとき、

しかしなんだかふわっと本校が呼ばれるような気がしたのだった。

愛媛県松山東高校 越智優・曽我部マコト作『きょうは塾に行くふりをして』」

発表の途中から前の席の部員たちが悲鳴を上げて躍り上がった。

肩を抱き合って泣き崩れた。

私も「やった!」と叫んで右隣の越智くん、前の席の森先生、左隣の「ミナト」と握手をした。「ミナト」は顔をくしゃくしゃにして笑っていた。ああ本当によくやってくれた。よくもまあ何度も何度もこんなすばらしい部員たちに出会えるんだ私という人間は。

 

このブログは2006年から書いているが、

その中で全国最優秀を受賞したのは今回が初めてだ。

受賞して放心してその後忙しくてそのままになっていたけど、

このことは書いておかなくちゃねと思って書きました。

みんな、ありがとう。

越智くん、ありがとう。

森先生、ありがとう。

みなさんありがとうございました。