先日ふと気づいたのだが、
職員室の私の周囲に英語が飛び交っている。
私の向かいがALT( Assistant Language Teacher)で、
取り囲むように英語科教員がなんと10名も座っていて(英語科って人数多いぞ)、
そして国語科教員が私を入れて3名いるのだが、
私以外の2名がまたけっこう英語を喋るのである。
私は何十年も向かいの席との間には仕切り板を立てて目を合わさない主義であり(どんな主義やねん)、
だからALTの先生(♀)とはほぼ話さない。
また私の英語力としては、
彼らが話しているのは簡単な会話なので何を言ってるかはだいたいわかるが自分からの発話は思いつかないというレベルである。
先日「CLIL(クリル)」という授業(内容言語統合型学習)があって、
平たく言うと英語と国語の合体授業であるが、
最後に感想を英語でコメントしたらこれがわりと好評だった。
「〇〇先生(←私のこと)、英語、上手!能ある鷹は爪を隠すとはこのことですね!」と英語のK先生が褒めてくれたのはよかったのだが、
ALTの先生から言われたのがタイトルの"You should do more."
いや私人生全般そうなんで、
国語の教員になったのも担任に言われたからだし、
演劇やってるのも巻き込まれて生徒を見捨てられなかったからなのだし、
そう思えば十分やってる方なんじゃないかしら、
というような少し込み入った内容を母国語以外で伝えられる気もしない。