曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

大掃除終了!

3Fの小会議室から下ろした昭和初期の茶色い本たちを、
1Fの(元)食堂に本棚を入れて並べていく。
来年の百周年で使うかもしれない書籍類だ。
昨日言っておいたので、半数以上がマスクをしている。
すごい埃で咳が出る。
午前中いっぱいかかって目途がついた。

昼から1Fは小休止して、
スペースのできた3F小会議室の整頓と掃除、
ここ4、5年の、いろんな小道具が出てきた。
「これ、ここにあったんだ!」と、声をかけても曖昧な笑顔の部員たち。
そうだ、これを探していたあの子もあの子もとうに卒業していったんだよなあ。
私はここにもう11年もこうしているんだ。

今不要な物は極力捨てろと言いつけて、
椅子やら机やら大道具やらの位置を変えさせる。
背中の後ろで、
「ふっふっふっ、これはオレたちがもらって行くぜ。」
などと、何やら不穏なブタカンMと3年Iの「悪だくみ声」がする。
何をもらって行くのかと振り返ると、ステンレスの「ブックエンド」だ。
1Fの本棚で古本を仕切るのに使う気らしい。
「食堂に持って行くの?」
「ハイ!!」
とたんに真面目な女子高生の声で答える。
あんな声を出してもやることは古本の整頓。
おもしろすぎる。
川高には真面目な生徒が多いのだが、
うちの部員のこの真面目さ素直さはいったいどういうことであろうかなあ。

その後食堂に下りて、
スタッフは古本整理の続き、
キャストはやっと練習だ。
ブックエンドは使っただろうか。
風邪引きが多いので早くみんな元気になるといい。