曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

文化祭公演終わり!

ただ高校生が一生懸命やっていて好感が持てる、
っていうレベルじゃないことは、
誰にもわかってもらえるようだ。
だけど観る者を惹きつけて離さないかっていうと、
そうじゃない、と断言できてしまう。

文化祭での公演は大好評で、
観てくれた先生一人ひとりから熱い賞賛をいただいた。
これを全校生徒に見せないと!とみんな怒ってくれた。
まあ、集客70人。
1000人入れる体育館だから700人入ってもいいところをたったの70人だったんだから、
観てくれた人にとっては物足りない光景だっただろう。
午前中に上演したのが悪かったのか、
百周年で出し物が多くて自分の係りで来れなかったのか、
観て回るのに忙しかったのか、
はたまた宣伝不足なのか、いや、それはいい、
そういうことを言いたいんじゃないんだ。

今日途中で出て行ったあの子たちは、
多分同級生の歌うヘタクソなバンドの歌には熱狂して、
最後まで居座るだろう。そういうことだ。
演劇って、
ストレートプレイって、
なんだかハートをダイレクトに揺すぶる手段として決定的に弱いんじゃないか、
いやそうじゃない演劇もあるんだろうが、
そこまで行くのにむちゃくちゃ果てしない道のりを要求する種目なんじゃないだろうか、
そうなんじゃないか。

果てしない。
果てしないぞよ、我らの進む道は。