曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

日食大騒ぎ。

日食に興味はない、
と思っていたが、
直前のテレビで「日食時は昼でも暗くなる」的な情報を得ると、
史記」の呂大后の頃の日食が思い浮かんで俄然興味が湧き、
職員室にいた先生と生徒10人ばかりを唆してグランドに出た。
見えた。
肉眼でも三日月のようになっている太陽が見える。
物理の先生が貸してくださった黄土色の下敷きだとさらにくっきり見える。
さらに貸してくださった日食メガネでもはっきり見える。
それより何よりなんだか昼なのに薄暗いではないか。
生徒や先生方とわーわーきゃーきゃー大はしゃぎしていると、
多目的室2階の窓から地歴のK先生が顔を出して、
「今見えるんですか?」と言うので、
「見えますよ、そこ、三日月ですよ、すごいですよ!」と興奮冷めやらぬ声で答えると、
「おーいみんな、ちょっとなら見てええぞ。」とK先生が教室の奥に声をかけ、
すると男子生徒たちがわらわらと教室の窓から顔を出して大騒ぎを始めた。
ごめんごめん、授業中でしたか。
私、興味あることを見つけると次から次へとつまんない言葉が大声で湧いて出て集団を先導してしまうことがあるんです。
普段はおとなしいんですが。本当に。