曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

永遠に。

食べ過ぎるとおなかが痛くなるという悲しい性質をしているので、
どんなにおいしいものでもそんなには食べられない。
「腹いっぱい食べてなあ、その上にもう一口食べたら太れるんだよ!」
とは実兄に言われた言葉だけれどそれができたらやってるわけで、
何も好きでここまで痩せちゃいない。
容量以上に食べた後のあの苦しみを思ったら、
あ、やめとこ、ってなるだけです。
 
しかしこの年になってもまだ調子に乗って食べて苦しむということも多々あって、
越智君は時々それに出くわしては心から気の毒がってくれる。
「本当に悲しいですねえ、おいしいものがちょっとしか食べられないなんて。俺なんか『永遠に行ける』って思う時ありますけどね。鍋の後のオジヤとか。」
永遠に?
「永遠に。あとカレーね、中学の時とか思いましたもん。『これ俺カレー永遠に行けるんちゃうか』って。」
 
これは越智君を知ってる人が読んだらむちゃくちゃ笑ってくれると思う。
『  』部分をすごく情熱的に読んでくださいね。