曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

卒業式の演劇部員。

卒業式では表彰者が呼名され、呼ばれた生徒は「はい!」と答えて起立する。
その声が、演劇部員は毎年驚くほど大きい。
特に功労賞(部活動功労者)の呼名は演劇部が9人連続でその9人の誰もの声が大きくて必死で、
それが誇らしくていとしくて実はひっそり顧問も感動していたりする。
この気持ちは何ですか親の気持ちというものに身の程知らずながらちょっと似ているんじゃないかと思う今日この頃。
(子どもいないんで実際のところはわかんないんですけども。)
幾人かの先生方から褒めていただいたりどうしてあんな声が出るのか聞かれたりするのでそれではお答えいたしましょう!
(そう!ほとんどの方の役には立たない知識でございます!)
それはでございますね、
部活への思い入れがハンパないんです、という精神面での理由以外に、
毎日発声練習しているし、
まあもともとがここぞと言う時声を出すというのが商売、という活動をしたくて集まっているメンバーなのであるし、
そしてですね、
毎年卒業式の後3年生は公演することになっているのでそのため(もあって)当日早朝に発声練習してから出席してる、というわけなのです!
 
発声練習しとるんかい!!
 
たまたま声が大きいというクールな感じじゃないんですね。
必死なんです私たち。
 
今年もよかった。
そして功労賞代表者は演劇部元部長バレリーナR。
ああ誇らしい。というこの顧問の感情はしかし何ですか「親バカ」というものにとても似ている感じなんでしょうか。
 
さてヤンキーは直前まで居眠りをしていて、
「功労賞、演劇部!」の声でふっと目を覚ましたのらしい。
ああそこで返事をしなくてよかった。と思うこの感情は何ですか「親バカ」というより「バカ息子を持った親」の気持ちに似ている感じと言ったらよいのでしょうか。