曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

体調を整えるぞ。

昨日は前日よりいきなり8度も気温が上がったということで、
昼過ぎに調子を崩して保健室に氷をもらいに行った。
「暑いけんそろそろ来るかなって思いよったんよ。」
養護教諭のY先生とは同い年である。
冷やしながら私、
「来週末『空手』の引率なんだよね。二泊三日。」
「聞いた聞いた。なんで先生が行くん。」
「『それ要員』の一人なんで仕方ないんやけどちょっと不安で。」
「体育館やろ?暑いよ。」
「他に行く人いないんで。一昨日頼まれた時は体調もよかったし。」
本校に空手部はなく、
個人で県大会を勝ち抜いた男子生徒1名の引率である。
絶対に絶対に倒れるわけにはいかない。
なんでこんな当たり前の仕事がこんなに難しいことになってしまったのか。
「倒れたりしたらそれこそ迷惑やし、養護教諭としては先生の体が心配。代わってもらえんのん。」
「だから代わってくれる人おらんのんやって。」
「私が代わるよ。どうしてもいかんかったら言うて。」
「いやそれは。」
「これは保険よ。どうしてもいかんかったら私がおる思たらちょっと楽やろ?先生考え込む方やけん。それがまたいかんのんよ。」

いつだったか調子を崩して車で送ってもらったとき、
「困った時はお互いさまよ。」
と言っていたけど、
私が彼女を助けたことは一度もない。
迷惑をかけるばかりで役に立たないので今周囲とうまくやっていくのは本当に難しいと思っている。
そんな私とこんなふうに接してくれるのか。