曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

優秀教員。

教員をしている妹から、
「(うっかり者の)あなたはちゃんと(教員)免許は更新できたのか?」と尋ねられ、
ハタと思い出したのでそのことについて書いておきます。

2、3年前にここに途中まで書きました。
自分は優良教員表彰を受けたから免許更新は免除されるハズ、
と信じていたら直前になって、
受賞後10年以内に限るのだ、
ということがわかって自分15年ほど経っていたから無効になっていて結局更新のために大学の授業を受講しなければならなくなりました、そんなところまで書いていた。

さてその後です。
一つ目の講義を受けた後で、
二つ目の講義を受ける直前、
なんと救急車で運ばれて腸閉塞緊急手術、受講できなくなりました。さあ大変。
なかなか体調は戻らずなんとか出勤して授業はやるものの、
その間のわずかなわずかな休日を大学に通わねばならない負担感、
折しも演劇は四国大会直前、
連休は練習にも出ることならず大学に行って二日間の集中講義を受けよという絶体絶命そんなとき、
来たんですよ、
今度は優「秀」教員表彰が。
この頃は本当に体調が悪くて死にそうで、
優秀教員などというより教職になんとかしがみついてるような事態だったので役立たず感ハンパなくそりゃ受賞はものすごく心苦しかった、
心苦しかった、けれど、
そういうわけで、
なんとか受講免除となり、
晴れて免許更新で、
ああもうこれは思い出しても嬉しかった。

私は常に未来が不安で、
だけどどこかに書いてあったが、
二十年前、二十年後にスマホなんてものがこれほど日常化されるなんて誰も思ってなかった、だから、そんなふうに、
今二十年後だかを予測して心配したってそれは多分的外れだろう、ってこと。

そう言えば教員になった頃には免許更新なんて制度はなかったし、
受賞した時にはそれがそれに関係してくるとも(しないとも…)思わなかったし、
もちろん腸閉塞になるとも再度受賞するとも、
それを言ったら大切な人がいなくなるとも松山に住むことになるとも、
何も何も予想だにしていなかった日々を今現実には生きているんだから、
私は常にどうせうまくいくんだと思って毎日を気楽に生きていけたらいいなって思うんだ。