曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

閉じられているワタシ。

このブログは越智優が用意してくれました。だから本文以外のさまざまな文言は、越智優の仕業です。読んで笑ってしまった人もいると思いますが、一番最初に読んで笑ったのは私です。

たとえば、「書庫」のカテゴリー名も、つけたのは越智です。読んでみると、
「演劇部」「高校演劇」
これはわかる。
「暑い寒い疲れた」
これはなんだ。
「気にいらナイ!」
「気にイッタ!」
幼児か私は。
私は決して普段こんなことばかり言ってるわけではありません。が、かなり言ってるんだろうな、と、反省もさせられました。

そう言えば、私は二十代の頃、一度だけ英語圏の友人がいたことがありますが、
彼女への返答はすべて、「私は疲れています。」と「私は寒いです。」と「私は寒くて凍りそうです。」の三つ(二つ?)で事足りてしまい、
英語力のなさよりも自分という人間のあまりの内容のなさに我ながらほとほとあきれ果てたことがあります。思えば当時から少しも進歩していないというわけでしょう。

あと、「このブログの主旨」にも笑ってしまいました。
「言いたいだけ言いたい。でも反論はイラナイ。」
小泉総理の靖国参拝じゃないんだから、私は他人の意見を聞き入れる気持ちくらい持ち合わせています。
いえ、多分持ち過ぎているのです。
それで越智はそんなふうに書いてくれたんじゃないかな。(え、ちがうの?)
しかしその前に、私はおそらく反論が来るような文章を書かないでしょう。
いつから波風を立てないことをのみ念じるようになったのか。
愛媛と言う土地で生まれ、教員という職業を選び、私の生き方がある程度定められているとは言え。

このブログの件で、
額縁の越智の言葉たち、
それから自分の文章を見て、
自分がいかに閉じられた人間であるかを再確認することになりました。
私は何か問題があるときに、それを打破しようとするよりも、問題にぶつからないように行動の規模を縮小しようとする習性があるようです。
演劇を志すにあるまじき習性ですよこれは。

8月10日に、演出家の鴻上尚史さんが愛媛で開いてくれたワークショップに行けなかったことが、すごく悔しい。
香川や大分から参加した人もいるのに、ここ隣町から参加しないなんて、こういう一連の閉じられた自分がすごく嫌です。
神さま私にもっと気力と体力を。