四国大会が終わった夜の視聴覚室で簡単な反省会をした。
私にとっては最後の四国大会だったからだろうか、
その中で越智くんが私の「功績」を讃えてくれた。
「愛媛県勢が四国大会で最優秀を獲ったのは3高校7回だけ、
そしてそれはすべて〇〇先生(←私のこと)なんだぞ!」
ワー!! 生徒大騒ぎ!!
聞いて自分も驚いた。
もちろん越智くんのおかげが大きいわけですが、
本当にがんばってきたなあというのが正直な感想です。
先日四国大会出場を決めたとき改めて数えてみたのですが、
私は1999年から2021年まで23年間連続、県で優秀賞を獲り続けて四国大会に出場し続けたことになるのです。(計26回。)
その中で7回の全国出場、2回の全国最優秀、1回の全国優秀、がんばってるじゃないか。
そうこうしている間に38歳だった私は60歳になった。
人生のかなり多くの部分を演劇に捧げてきたわけです。
そしてまた最後の年に最優秀というのが本当に嬉しい!
なぜかというと演劇部の顧問の旬は短いので(苛酷すぎるから)、
20年以上も「オワコン」になってなかったという事実に泣けてくるわけなのですよ!
というわけで自己肯定感の低い私もけっこう満足して迎えた年始、
バタバタと仕事していると事務長さんに呼び止められた。
「あの〇〇先生(←私のこと)!」
「ハイなんでしょう。」
「今先生方のレターケースに1月分の昇給のお知らせを入れています。」
「ハイ。」
「が、先生のレターケースには入っていません。」
「ハア。」
「55歳以上の人は『よっぽどの成果』を上げた人でないと、つまり先生はABCの『C』なので、昇給しないんです。」
「ハイわかりました。」
・・・『C』かー。
(その情報私に必要でしたか?)