この半月はずいぶん書かなければーと思う出来事があったのだけれど、
引退公演があまりにしんどくてしばらく寝込んで、
それからテスト作ったり採点したりで気がついたら7月。
さて公演は大成功。
「引退公演」なんでキャストは3年生全員です。
全国最優秀時の、キャスト(ヒトミとルイ)2人、音響(ユキコ)1人、照明(リュウノスケ)1人、の計4人。
もともと素晴らしい脚本で(「アルプススタンドのはしの方」)もあることだし、
やっぱりこのキャストたちには思った以上に力があって、
お客さん50人くらい、
よく笑ってよく泣いてくれました。
そうそう、
開場のとき入ってきた生徒さんたちが、
薄暗い客席と小さく流れるモダンな音楽(ヘアスプレイ)に、
「なんかこれだけでわくわくするなあ。」
「ほんとそれ。」
などとささやきあっていて、
コロナの前、
いや学校で公演なんて打ち始めたもっともっとずっと前の生徒たちのそんな反応を思い出しました。
コロナでそんな機会を失った生徒たちは初めての経験をまた改めて始めていくんですね。
2年生の現部長にこの時の写真を送ったら、
「本当に感動しました。みんな公演を見て、これから頑張ろうねって言ってます。私たちの目標です。」
と返事をくれました。
私にとっては今回引退した3年生は「きょうは塾に行くふりをして」の時の「1年生」、
なんだか永遠に1年生のような気がしていたので、
彼らが後輩から「私たちの目標です」と言われる日が来るなんて、
なんというか胸がいっぱい。
舞台写真とか当日撮るの全然忘れてて、
こちら数日前の舞台設置時のものと、
キャストの載る前のカラ舞台です。
(やっぱりあのホワイトボックスは使っているんですよね。)