曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

映画なんて10年ぶりくらいだ。

"THIS IS IT"を観に行った、
のだと言うとけっこうみんなマイケル話に食いついてきてくれて私は嬉しい。
書道のU先生曰く、
「中学生の息子がもう(マイケルを)好きで好きで。」
図書委員のS曰く、
「母さんがマイケル死んでからのファンでテレビの特集はコンプリートしてます。」
図書委員で演劇部員の「A君」曰く、
「隣の席の『ドイくん』がマイケルすごい好きで放送部にリクエストしたらしいからもうすぐ昼休みに『スムーズクリミナル』かかりますよ。」
本日耳にしただけでもこれだけの新規のファンがいる。

私もかなり新規のファンで、
亡くなるほんの1年ほど前にユーチューブで好きになったのだが、
これほどのめりこんだのはやはり亡くなってからである。

亡くなってから好きになった、という人のほとんどは、
追悼番組中のマイケルの歌と踊りに魅了されて、
その入り口から知れば知るほど好きになっていったのではないかと思うけど、
追悼番組自体は(先日DVDで見せてもらったのだが)マイケルを誹謗中傷しているような作りだったと思う。
コメンテーターの百の言葉より彼の映像と音楽が多くの人の心を奪ったんだろう。
そしてこの映画"THIS IS IT"によってまた多くの人は彼が高潔な天才であったと知るんだろう。
ヒストリーツアーからこちらの十数年、
世界中の悪意によって彼の活動が制限されてしまったことは世界中の損失だったと改めて思う。