曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

けっこう平和な演劇部。

部長のKと主役のGだが、
長引く病気がやっとこさ治りかけたとたんに、
彼らのクラスは学級閉鎖とあいなった。
8人のキャスト中、学級閉鎖に引っかかった者3人、
その上1年主役のKまで三日も寝込む、
1年男子Sもいない、
そんなこんなで土日の部活は日曜午前中のみとなったのだった。

さて本日月曜、
キャストが5名(も!)そろったのでいそいそと練習。
また寝込まないうちにと鬼のように1年主役のKに注文を出す。
めったに出さない種類の注文もしてみた。
「そこは声優みたいな声で。」
「えっ!?・・・例えばどんな?」
「わかんないよ、かっこいい系で?」
「・・・ナミカワさんみたいな?」
と言ったところで爆笑が起こってみんなが会話に参加してきた。

私「ナミカワさんて?」
S「『〇★※☆』に出てくる・・・、」
私「わかんないって、私にわかるヤツで言って。」
M「・・・先生、ナミカワさんは『忍たま乱太郎』に出てくる金髪の人です。」
私「『忍たま乱太郎』って、あの忍者のカッコした子ならわかるんだけど。」
H「・・・先生、『忍たま乱太郎』に出てくる人はほとんどみんな忍者のカッコします。」
私「え、『忍たま乱太郎』ってみんな忍者だったの?」
H「みんな忍者、ときどき違う人、です。」
私「わかんないよ!」

ホントわけわかんない。
家に帰って越智君に電話したら、
池田秀一でいいんですよ。」
と言ってセリフも言ってみせてくれた。
おお、うまい。
これだ、この言い方だ。
シャア少佐でよかったのか。
今の子、わかるの?