曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

病気のこと。

強烈な体験や特別な思いは毎日私の中を通り過ぎていくし、
それらは言葉になりかけてもいて何かの文章にしておくべきなのかもしれないけれど、
私はそれらを書かない。
なぜって、
わからない。

言葉にした端からこの体験や思いはその言葉の分量に過ぎなくなっていくからなのかもしれないし、
私が言葉にするよりも神聖な出来事だからなのかもしれない。
神様の言葉のような言葉が頭の中をよぎることがあって、
それらを恐ろしいとも思う。
翻弄される小さな人間であることが唯一の救いであるような、
そんな気さえして、
大きくて畏るべき何者かに息を潜める。
つらい時は「しょうもないこと」を書くと書いたことがあるけれど、
多分それはそういうことだったんだろうと今は思う。
そして今またその「しょうもないこと」が浮かばない。

明日はどうなのかわからないけれど。