曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

ありがとう。

机をロの字型にして読み合わせをしていたら、
台本を支える腕にびりびりと振動が伝わってきた。
若くて朗らかでバネのある体、
毎日柔軟をして発声をしてうまくなりたいと願ってきた彼ら彼女らの体から発せられる音が、
空気を震わせ机を震わせて私に伝わってくる。
 
私はいつも過去を悔いて未来を怖れる。
してしまったことできなかったことが私を苦しめる。
あるいはたとえばすぐ次の朝から始まる明日に怖れおののいて時に眠れない。
 
今のこの幸せを受け入れたい。
過去ではなく未来ではなく今この時この幸せ。
幸せでいていいんだと思う。