曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

けけけけ。

警報です。
暴風雪警報。
愛媛じゃとんと聞かない名前である。
暴風も雪もないです。寒いけど。
7限目まで授業をやって、
放課後になったとたんに警報が出て臨時放送が入って部活動と自習を中止して帰りなさいだと。
みんな騒然。
「俺は今日何のために学校に来たんだ。」(←S川)
「全くですよ。」(←F子)
ぷりぷり怒って帰って行った。
昨日部員にインフルエンザが出て騒然としたところだった。
まだ読み合わせしたところなんでこうも練習できないとなんか現実感がなくて焦る気にすらなってない。
 
私も早く帰った。
正門を出ると、
向かいの建物の脇に座り込んでいる男子生徒がいて何か冊子を膝の上に置いて両手を動かしている。
暗くてよくわからない。
まさかうちの部員が親の迎えを待つ間に台本を暗唱しているんじゃあるまいなと思ったら、
どうも吹奏楽部の生徒のようだ。
楽譜を膝に空を見つめて両手で指揮をしている。
彼も部活が中止になるなんて思ってもいなかったんだろう。
外はすごく寒い。