曽我部マコトの言わせていただきます!

そんなに言いませんけど。

石を割るハナシ。

話せば長い事情は省略して、
先日「とある石をとある大きさに割ってほしい」旨を越智くんに頼んでおいた。
石手川で割りましょうというようなことになっていたのだが、
途中住宅街に手ごろな駐車場があったので、
「ここでいいんじゃないスかー。」
そだねー。」
てなわけで越智くんがリュックから大きな金づちを取り出した。
彼は大男である。
そしてその時彼は黒いニット帽を目深にかぶっていた。
「…やっぱり石手川まで行かない?」
「えー?そうですかー?」
リュックに金づちをしまってまた歩き出した。
ので後ろについて歩きながら、
「今、私が近くにいなかったら金づち出せなかったよね?」
「そりゃそうでしょー。」
「…いっぺん聞いてみたかったんだけど越智くんて不審者に間違えられたことって何回くらいあるの?」
「えー?…3回、かな。」
「え、1回はあの、夜道で男の子が逃げ出した話でしょ?あと二つは?」
「え、そんなんも入れるんですか?じゃあ…。」
「『そんなん』て!?」
「いやそんな非公式に間違えられたのは数えないのかなーと。」
じゃあ公式が3回!?
「警官から間違えられたのは3回かなー。」
 
そんなこんなで石手川で石を割ってもらいました。
火花が散ってたよ。